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今日の
小林秀雄の名言
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3月22日
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1.
批評という言葉さえ知らぬ職人でも、
物に衝突する精神の手ごたえ、
それが批評だと言えば、
解(わか)り切った事だと言うでしょう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
模倣は独創の母である。
唯一人のほんとうの母親である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
精力的な精神は決して眠り度(た)がらぬ。
精神は決して必然性の命令に屈従してはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
私は所謂(いわゆる)慧眼(けいがん)というものを恐れない。
ある眼があるものを唯一つの側からしか眺められない処(ところ)を、
様々な角度から眺められる眼がある、
そういう眼を世人は慧眼と言っている。
つまり恐ろしくわかりのいい眼を言うのであるが、
わかりがいいなどという容易な人間能力なら、
私だって持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人間は、
一枚の紅葉(もみじ)の葉が色づく事をどうしようもない。
先(ま)ず人間の力でどうしようもない自然の美しさがなければ、
どうして自然を模倣する芸術の美しさがありましょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
芸術家にとって芸術とは感動の対象でもなければ思索の対象でもない、実践である。
作品とは、彼にとって、己れのたてた里程標(りていひょう)に過ぎない、彼に重要なのは歩く事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
どうも、焼き物の姿というものは、
中身は何でもよい、
酒でも種子でも骨でもよい、
ともかく物を大切に入れて蓄えるという用を買って出たところに、
一番、物に動じない姿を現すようである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
文芸とは飽くまで血肉の科学であって、
世の転変と共に、文芸の意匠を異(こと)にしたというのも、
その時々を生きた肉体に即した表現であったが為(ため)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間とは何かという問いは、
自分とは何かという問いと離す事が出来ない。
何故(なぜ)かというと、
人間を一応は、
事物の様に対象化して観察してみる事が出来るとしても、
それは、人間に、
あまり遠方から質問する事になるからである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
(生きている人間に比べて)
死んでしまった人間というものは
大したものだ。
何故(なぜ)、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。
まさに人間の形をしているよ。
してみると、
生きている人間とは、
人間になりつつある一種の動物かな。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕等は西洋の思想に揺り動かされて、
伝統的な日本人の心を大変微妙なものにして了(しま)ったのだが、
その点に関する適確な表現を
現代の日本人は持っていないのである。
これは現代文化の大きな欠陥だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
いまは学問が好きになるような教育をしていませんね。
だから、学問が好きという意味が全然わかっていないのじゃないかな。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
ある対象を批判(=批評)するとは、
それを正しく評価する事であり、
正しく評価するとは、
その在るがままの性質を、
積極的に肯定する事であり、
そのためには、
対象の他のものとは違う特質を明瞭化しなければならず、
また、そのためには、
分析あるいは限定という手段は必至のものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
放心している時の時間は早く、
期待している時の時間は長い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
僕らの生活は、
僕らの認識によって、
喧嘩にもなるし愛にもなる。
認識とは、非常に面倒なものです。
その面倒なところに人生があるのです。
そこの値打ちを知らないといけない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
ただ単に現代に生まれたという理由で、
誰も彼もが、殆(ほとん)ど意味のない優越感を抱いて、
過去を見はるかしております。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
未だ来ない日が美しい様に、
過ぎ去った日も美しく見える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
学問上の知識に、
生活の智慧に直接に働きかけ、これを指導するような力があるとは、
先(ま)ず考えられないが、
逆に、学問上の発見や発明には、
生活の智慧の力が働かねばならぬ事は、
充分に考えられる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
後にも先にも唯一回限りという出来事が、
どんなに深く僕等の不安定な生命に繋(つな)がっているかを
注意するのはいい事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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