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今日の
小林秀雄の名言
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3月21日
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1.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
文学文学と一と口にいうが、
文学だって生き物の様に育つもので、
ほんとうの文学になるのには
年月がかかる。
作品が生産され、
歴史という公平無私な大批評家の手にかかり、
はじめてほんとうの文学作品として落着くのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
転向の理論という様なものはない。
現代人は、理論が信念を生むという妄想から逃れ難い。
転向とはこの深い妄想から覚める事であり、
理論の編成替えではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
酔うとは又理解の一形式に過ぎないので、
人々は納得しながら酔うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
芸術は、タブーを持ったら衰退する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
罪という言葉、罰という言葉を発明せざるを得なかった個人と社会との奇怪な腐れ縁。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
敏感な男は、
例外なく、女に対して、
一種の恐怖をもっているのはたしかだね。
女には、とてもかなわない、
と思っているよ。
動物的本能から、
そう感じているよ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
文学志願者への忠告文を求められて
菊池寛氏がこう書いていた。
これから小説でも書こうとする人々は、
少くとも一外国語を習得せよ、と。
当時、私はこれを読んで、
実に簡明的確な忠告だと感心したのを
今でも忘れずにいる。
こういう言葉をほんとうの助言というのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
議論の余地が無いというのは
身も蓋も無いという意味ではない。
これは原理だ。
原理を掴まえて、
そういってしまえば身も蓋も無い
という顔をする饒舌家こそ
その問題を徒(いたず)らに厄介至極(やっかいしごく)なものにしてしまっているのではあるまいか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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