名言ナビ
→ トップページ
今日の
小林秀雄の名言
☆
1月15日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
平和とは休戦期の異名だ、と誰かが言った。
それは本当の様だが嘘である。
頭の中で平和と戦(いくさ)とを比較してみた人の理屈である。
だが実際の平和と実際の戦とは
断然とした区別があるのではあるまいか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
現在の行動にばかりかまけていては、
生きるという意味が逃げて了(しま)う。
一(いっ)たん死んだ積もりになるのも
よい事なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
美は芸術に於(お)ける真である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人々は批評という言葉をきくと、すぐ
判断とか理性とか冷眼とかいうことを考えるが、
これと同時に、
愛情だとか感動だとかいうものを、
批評から大へん遠い処(ところ)にあるものの様に考える。
そういうふうに考える人々は、
批評というものに就(つ)いて
何一つ知らない人々である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
西洋の思想が、僕等の精神を塗り潰して了(しま)った様に錯覚するのも、
思想の形だけを見て、
思想がどの様に人間のうちに生きたか
その微妙さを見落とすところから来る。
その微妙さの裡(うち)に現代の日本人がある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
歴史が、
どんなに秩序整然たる時代のあった事を語ってくれようとも、
そのままを信じて、
これを現代と比べるのはよくない事だ。
その時代の人々は又
その時代の難しい現在を持っていたのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
この有毒の書を世に紹介するのは、
吾々の誠実な悪意である、
と訳者等は言っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
一体、現代人は、
人間の覚悟というものを、
人間の心理というものと取り違える、
実に詰まらぬ癖があります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
見ることは喋ることではない。
言葉は眼の邪魔になるものです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人生というのは、
大きな芝居みたいなところがありますが、
さまざまな俳優がいろいろ面白いことをしているのを
客席から見ているだけではいられなくなる。
僕らはその芝居の中へ入って、
自分も俳優になろうとします。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
遠い昔、
人間が意識と共に与えられた
言葉という吾々(われわれ)の思索の唯一の武器は、
依然として昔乍(なが)らの魔術を止(や)めない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
(絵画教育と同様に)作文教育でも、
正確な写生文というものを基本とすべきである。
写生の対象は、
外部にあるはっきりした物に置くがよく、
無定形な自分の心などというものを書かせるべきではない。
そんな事が上手になると、
生徒は思い付きのなかに踏み迷う事が楽しくなり、
遂に自分の個性を信じなくなるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
理解するという事と信ずるという事は、
人間が別々の言葉を幾時(いつ)の間にか必要としていた
その事が語っている通り、
全く性質の違った心の働きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
人間は、
その音声によって判断出来る、
又それが一番確かだ、
誰もが同じ意味の言葉を喋(しゃべ)るが、
喋る声の調子の差異は如何(いかん)ともし難く、
そこだけがその人の人格に関係して、
本当の意味を現す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
歴史は人類の巨大な恨みに他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
(人生という芝居において)
名優と見巧者(みごうしゃ)とは、完全に協力している。
お互いに相手によって己れを律している。
相手のうちに己れの鏡を見て楽しむ。
人生の友愛は、
そういう交わりを重ねる以外、
何処(どこ)に生まれ得ようか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
思い出となれば、みんな美しく見える
とよく言うが、
その意味をみんなが間違えている。
僕等が過去を飾り勝(が)ちなのではない。
過去の方で
僕等に余計な思いをさせないだけなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
歌や詩は、
解(わか)って了(しま)えば、それでお了(しま)いというものではないでしょう。
では、詩や歌は、わからぬものなのか。
そうです。
わからぬものなのです。
この事をよく考えてみて下さい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人にはそれぞれ専門の道というものがあり、
その道の深さや複雑さは、
その道に這入(はい)った人でないと、
素人にはわかり兼ねるのは当然です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ