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今日の
井上ひさしの名言
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10月6日
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1.
いま、ある日本語。
われわれがいま喋り、
聞き、書き、そして読んでいるもの、
それが日本語の総和である。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
おまえさん、さっき死にたいと言っていたね。
バカなことを言うもんじゃないよ。
世の中はじまって以来、死ぬと言って死んだ人はいないんだから。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
劇場というのは、神のようになった観客が、人生の織物と出会うところ。
生命の輝きが、その輝きを一段とますのを見るところ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
物語の基本的要素は「謎」である。
逆に言うなら、謎の提起とその解明、これこそが物語の正体なのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
時を意識することは、死について考えることとほとんど同義である。
そうして、時は過ぎ去り、だれにも恐ろしいまでの正確さで死がおとずれるということに気付くとき、われわれはたとえ数秒の間であれ、敬虔になる。
浄化される。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
よく出来たコトバ遊びは、
人をずいぶんと幸せにすることは確かで、
もうひとつ、歌(=歌詞)で韻を踏み、
あるリズムを造りだそうとすると、
どうしても駄洒落の連続になってしまうことが、
わたしたちの母国語の場合には多いのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
わたしたちは、生命の永遠の連続の、とある中継点で生きているのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
対象に愛情を持っているかどうか疑わしい無愛想な批評、
不機嫌にけなして、渋面でこきおろして、偉そうに踏みつけて、
せっかくの芽を無残に毟(むし)り取ってしまう体の、
陰気な批評が多すぎるのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
人びとは頂上と奈落の差が大きければ大きいほど、その分だけ胸をすっとさせ、魂が浄化されたようなすがすがしい気分になり、退屈な日常へふたたび戻って行く勇気を得るだろう。
いわば人々にとってお道化殺しはきわめつきの祝祭なのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
書物好きは
書棚によって自分を表現する、
といってよい。
原稿用紙やキャンバスや楽器や舞台だけが
自己表現の場ではない、
書棚でだって
人は己れを現わすのだ、
と小生は考える。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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