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今日の
井上ひさしの名言
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4月8日
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1.
子どものための小説と大人のための小説とのあいだに、筆者は本質的なちがいを認めない。
子どもが夢中になって読む児童小説があれば、それは大人の読者にとってもきっとおもしろいはずだし、逆に大人が熱中する小説なら、子どもにおもしろくないはずはないのだ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
2.
情報の過剰は人間を変える。
自分の身の回りにはうといのに、サンフランシスコなら猫の通り道まで知っているというのは、どう考えても異常である。
異常が言い過ぎなら、自然ではない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
パロディを入り口とするか、ユーモアという門から入ろうが、奥の院である本当の笑いへは到達できるはずなのだ。
わたしはなんとかしてそこへ辿(たど)りつきたい。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
4.
世の中にモノを書くひとはたくさんいますね。
でも、そのたいていが手の先か、体のどこか一部分で書いている。
体だけはちゃんと大事にしまっておいて、頭だけちょっと突っ込んで書く。
それではいけない。
体ぜんたいでぶつかっていかなきゃねえ。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
5.
重要な試験を明日に控えて猛勉強中という異常事態に入り込んでくる日常、あるいは助け合い頼り合って生きている家族の日常のなかに潜む狂気。
笑劇の手法を利用してこれらを取り出し組み合わせて、人生の憂愁を微笑のうちに描くのがチェーホフのやり方だった。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
6.
私たち日本人は最初はだいたい褒めるんですね。
「いやぁ、良かった、良かった」と。
ところが、そのあと「でもさ」って、
最後はけなして終わるから、
みんな不愉快になるんです。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
7.
勇気の出る理論が
最近の高等数学で立証された。
「バタフライ効果」というものだ。
たった一羽のチョウの羽ばたきが、
海峡の対岸に嵐を起こすことが、
可能性としてある
という理論だ。
一人の運動が世の中を変えるかもしれない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
完璧な国などないわけですね。
かならずどこかで間違いを犯します。
その間違いを、自分で気がついて、
自分の力で必死で苦しみながら乗り越えていく国民には
未来があるけれども、
過ちを隠し続ける国民には未来はない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
親からもらった銭、企業が宣伝のために投じた銭、そういう銭は(観劇料としてもらっても)あまりありがたくないし、その手の銭で成り立っている芝居などどうせたいしたことはない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
10.
この青い星を生きのびさせるために人間のまことを尽くした人たち、そしてその立場に立ってものを書き続けた人たち、そういう人たちの言説が百年後の古典になるだろうこと、これだけは間違いない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
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