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今日の
忘却の名言
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12月17日
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1.
恋には、たくらみもあれば、おとし穴も用意される。
欺瞞も恫喝も存在する。
──というのは、恋におちいっているときは世俗を忘却するが、やがて、恋自体が“世俗”になるときがくるからである。
(
田辺聖子
)
2.
葦火(あしび)してしばし孤独を忘れをる
(
竹下しづの女
)
3.
目の前が狭いと、
当たり前のことを忘れる。
(
漫画『BASARA』
)
4.
まあ僕の話を一つ聞いてくれ、と坐られて、
うんざりした経験を、誰も持っていながら、
やがて忘れて相手をうんざりさせる側に廻(まわ)る。
(
小林秀雄
)
5.
探しもの やっと探して 置き忘れ
( 原峻一郎 )
6.
自分の年とってゆくのを忘れさせてくれるのは
子供しかないってことは、
あらゆる生物の楽しい悲劇ですよ。
(
川端康成
)
7.
ボケもよい 昨日のケンカ もう忘れ
( 桑村宗次 )
8.
ききとめし春暁(しゅんぎょう)の言葉忘れけり
(
中村汀女
)
9.
そこには境い目がきっとあったはずなのに、
子どもからおとなになるその境い目を、
きみがいつ飛び越しちゃってたのか、
きみはさっぱりおぼえていない。
(
長田弘
)
10.
あまりにも「気晴らし」の方法が発達し、一切が娯楽的に興行化されるという特徴を現代は示しつつある。
どんな事件も調味料を伴った興味本位で流布され、我々は一瞬面白がりながら関心をもち、忽(たちま)ち忘れてしまうという恐るべき状態に在る。
まるで人生そのものが気晴らしであるかのように。
(
亀井勝一郎
)
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