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今日の
忘却の名言
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6月21日
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1.
本は、やはり読んでも大半忘れてしまう。
忘れるようなことは
忘れてしまっていいのだ、
忘れなかったものだけが、
なにものかなのだ、
という意見もあるが、
忘れっぽい私は、(その意見に)反対である。
(
山田太一
)
2.
批評されると、
褒められても、やっつけられても、
気分的には非常にぐらつきますね。
けれども、結局忘れちゃうし、
小説を書くときにそれが逆に作用して
小説が変ってくるようなことは
特殊な場合をのぞいて
ほとんどありません。
(
大江健三郎
)
3.
作家がコトバでヘリクツをこねると、それが不可解であればあるほど有難がられるということもあって、しばしばたいそうな議論が起るのですけれど、ちょっと時間がたつか、その作家が死ぬかするとたちまち忘れられてしまうというのが現代です。
(
開高健
)
4.
犠牲を清らかならしめよ。
自分を犠牲にした者は、
自分を犠牲にしたことを忘れるのが、
美しい犠牲の完成なのだ。
(
川端康成
)
5.
あなたが正しいときには、
だれも覚えていない。
あなたが間違ったときには、
だれも忘れない。
(
西洋のことわざ・格言
)
6.
忘れるという能力がなくては、
私たちの過去はたいへんな重みで現在にのしかかり、
その結果私たちは、
一秒といえども新しい時間を迎えることができず、
ましてやその時間のなかへ入ってゆくことはできないだろう。
(
E・M・シオラン
)
7.
前事を忘れざることは、後事(こうじ)の師なり。
(
『史記』
)
8.
言葉は万能だと信じ込んでしまうと、
たぶん、ろくなことはない。
ペンは確かに、剣よりも強くあってほしい。
しかし、「強い」と「正しい」は必ずしもイコールではないんだというのも、
忘れずにいたい。
イバるな、言葉。
(
重松清
)
9.
人間には、
いったんある状況に置かれると、
比較する対象が
同じ状況の中の人──それも自分より幸福そうな人──だけに限られ、
自分が前にいた状況、ほかの状況の人たちのことは
きれいさっぱり忘れてしまう、
という不思議な性質があるようだ。
(
香山リカ
)
10.
如才ない人というのは、
女性の誕生日はいつも覚えているが、
彼女の年齢は決して覚えていない人だ。
(
ロバート・フロスト
)
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