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今日の
吉行淳之介の名言
☆
7月18日
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1.
デバートというのは
都会の子の好み(=賑やかな場所にひそむ孤独感をたのしむ性癖)にふさわしい場所である。
なぜなら、たくさんの客は
それぞれ自分自身の買物のことで頭が一ぱいで、
傍(かたわら)をかえりみることをしない。
こちらに注意を払っているのは、
売子(うりこ)だけである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
「ぼくは、いま、食事のたびに悩んでいるんだ」
「牛も豚も魚も野菜も、みんな生命のあるものだ。
そういうものを食べていいものか」
と、彼は悩むのである。
そういう残酷を犯すこと、
そういう汚れかたをすることが、
生きてゆくことである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
大した差はないけど、
(女の場合)わざとした意地悪のほうが、
むしろ悪意はすくないのよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
あいびきの形をみれば
その二人の恋の様相がはっきり分る。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
本当の意味のケチは男と女とどちらに多いか、
といえば、
これは女性の方がはるかに多い筈(はず)である。
なぜならば、男というものは
もともと観念的に出来上っているので、
生理の中に染みこんでいる「ケチ」な性質を
そのまま露(あら)わにしてしまうことが、
少ないからだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
男が最も男らしくなり、
女が最も女らしくなったときに、
男女同権が十分行きわたる。
ただし、この「女らしさ」の解釈は
いろいろな形が考えられるであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
どんな世の中になっても、
詩人とか作家は、やはり
追い詰められて追い込まれて、
そういうもの(=詩人や作家)になってしまうのが
本筋ではあるまいか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
人間が人間に同情するなんて、
失礼なことだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
貧乏な時代かどうかということの一つの判断基準は、
居候(いそうろう)ができるかどうかということね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
洒落(しゃれ)ってやっぱり、
エネルギーがいるんだよな。
洒落も老人になると、
うっかり言えないと思ったね。
洒落を言う心の容量、というのかな、
それがないんだよ。
ふわっと行かないで、
ぐっと行っちゃう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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