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今日の
吉行淳之介の名言
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5月27日
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1.
私に関していうと、
過去を振り返ると、
なめくじが這った跡のように、
恥を引きずって生きて来た。
羞恥心で
自分の過去から駆け出して逃げたいほど、
恥にまみれて生きて来た。
しかし、その恥が、
私を衝き動かして生きてこさせたのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
恋愛感情を持った同士の精神と精神との間に
濃厚な分泌物が生まれ、
それがなまじの肉体関係より
はるかに強烈なものになる場合がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
もしも作家の個性が、
それを覗きこんでみたとき
底なし井戸のように奥深いものであれば、
その心象風景を描いた作品が
簡単に「私小説」ときめつけられることはない筈(はず)である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
女にとって結婚は仕事、職業だ。
若い女が男に惚れるということがあるのかどうか、
ぼくは疑っている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
(あなたが)家に帰る時間を気にするのは、
仕方がないとおもうわ。
イヤだけど、我慢するわ。
だけど、時計を見るとき、
あなたが一人でなくなるのがイヤなの。
そのときには、
奥さんと二人になってしまうのだもの……。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
女性を理解できないできなさにイラだって、
あるものは
女性を憎悪するという姿勢を取ることに心を定め、
女性罵倒をはじめる。
またあるものは、
全面的に降伏して、
女性の前にひれ伏し、
女性からドレイのように扱われることに快楽を見出そうとする。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
女の場合は惚れると、
芯からそれに没入してしまって、
そのことしか考えなくなるけど、
男っていうのはそれが刺激になって
仕事ができる、
というふうにできている人が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
男の場合は、
相手の服装が自分より立派だから、
自尊心が傷つく、
というような単純な形は取らない。
相手を自分とハカリにかける場合、
もっと別のところに、
つまり内面的な点に、
比較する目盛りがあるわけだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
患部が医学にとって貴重な材料であるうちは、
その病気は治る見込みはない。
モルモットが死を前提にして扱われるのと同じである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
女性と向かい合っていると、
男性である私は、
相手が全く理解に絶した無気味な存在におもえる瞬間に襲われる。
手がかりの付かない怪物におもえる瞬間がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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