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今日の
吉行淳之介の名言
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5月4日
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1.
男のケチは、
観念の操作を経(へ)ることによって、
一つの人生態度としてのケチに昇華されている場合が多いのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
ある事柄を一つの角度でしか見られないのは、
頭脳の柔軟性を失っていることで、
これは近年自分でも十分注意している。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
恋慕の情というものが、
初心(うぶ)な人間に忍びこむと、
無分別になる一方、
相手に対する関心をヌケヌケと表明する技巧も知らず、
その純情さがかえって
抑えつけられた情欲の醜さを滲(にじ)み出させるようになることが多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
決断の結果が、丁と出ようと半と出ようと、
これはもうアキラメなくてはいけない。
そして、そのアキラメ方も、
自分の責任として潔くなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
文章を読む場合、
その論旨とは別に、
筆者の「精神のにおい」が浮び上ってくる。
僕にとって、それが、
生身の人間と対したときの相手の「表情」に替わるものとなる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
もともと受身の存在につくられた女性が、
受身に徹したとき、
最上の「女らしさ」が獲(と)られる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
女との付き合いは、
相撲で言えば七勝八敗だと。
“七勝八敗の美学”というのは大切にすべきだと。
一つ負け越す美学というのは、
そこがいいところなんでね。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
男と女が一対一でつき合っているつもりでも、
その関係は
しばしば、いや、いつも、
複数と複数とでつながっている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
大文学というものは、
おそらく富士山のような形をしていて、
その作品に裾野のあたりで触れる幅広い層も満足させ、
頂上のあたりで触れる少数の読者も満足させるものであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
意識下の世界で蠢(うごめ)くものを
無いことと同じに考えることが、
一つの問題を解決しようとする男と女との話合いを混乱させ、
(二人とも)狭い地点に釘付けになって
動きが取れなくなるのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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