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今日の
吉行淳之介の名言
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4月20日
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1.
「おんな」と、平がなで表記すると、
かぐわしく柔らかくデリケートな生きもののイメージが、
私の場合には湧いてくる。
「女」という表記をみると、
これはもう手に負えない
したたかなデリカシイに欠ける生きものの感じを受ける。
なにか悪口を言ってみたくなる存在に
変化してしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
(このごろの候補作は)
見たものを一たん地面に埋めるのを忘れている
(あるいはそのヒマがないのか)。
やがて、芽を出して茎が伸び葉を茂らせ、
いまのようにゴチャゴチャしない花を咲かせる。
その花は深く根につながっているのを、
感じさせなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
女性という種族は、
自分の気に入らぬ事柄は、
事実と認めたがらない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
「理想の女性」というものは、
実在の女性を土台にして
男性が勝手に
心の中でさまざまのイメージを付け加え
理想的な姿に作り上げるもの。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
(文学作品の)制作に当っては、
まず昂揚(こうよう)が必要だ。
その昂揚を一たん絞め殺して、
心の底深く埋葬した上で、
原稿用紙に向かわなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
数日前は、
男にとっては過去に属する。
しかし、十年も前の過去(のこと)でも、
告白した瞬間には、
女はそれを現在の事柄と受止めてしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
男と女とは、肉体の構造がちがう。
肉体は精神に大きな影響を与える、
だから肉体の出来具合がちがえば、
精神構造もちがってきて当り前、
ということになるんです。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
(女と)理解し合うことをアキラメた男として、
取る態度は二つしかない。
一つは、
とうてい歯の立たぬ存在として、
女性の前にひざまずき、
女神のように崇(あが)めたてまつることである。
もう一つは、
それと全く反対に
女性を人間とみなさず、
物体扱いにすることである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
完全に健康だという人物は、
どっか欠けているところがある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
本というのは
探すと雲隠れして、
必要がなくなったときヒョイと出てくる。
呼んだとき来ないで、
呼ばないと来るのが猫だ、
という言葉がある。
本と猫とは、似ている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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