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今日の
吉行淳之介の名言
☆
4月17日
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1.
美人は(作る側として)文学を必要としなかった。
これからはそうではない。
年とともに小説製造機風の作品が氾濫し、
功名心に燃えたサッソーとした美人の小説家志望者が氾濫し、
私たちの周囲も華やかなことになるであろう……。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
空想の中で作り上げた理想の人のイメージが、
実際の相手にピッタリ当てはまることは、
きわめて難しい。
しかし、恋をしている人間は、
無理にでも
自分の理想のイメージに相手を当てはめてしまおう、とする。
少々脚が太いぐらい、
何ほどのことがありましょうか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
一つの作品を書こうとして、
いよいよ筆を把(と)るときには
あきらめるという心の働きが必要である。
なにをあきらめるか、といえば、
傑作を書こうとする気持、
場合によっては恥をさらすかもしれぬと
拘泥(こうでい)する気持、
そういう気持を
頭の外へ追い出してしまうことである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
いわゆる出世をしても、
味気ない人間は機械の部分品と同じである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
一つの理論によって、
人生が明快に割切れている作品には
詩はない。
アジ風の勇ましい文句は、詩ではなくて、
宣伝ビラの上に書く文字である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
醜態をさらし、恥をかくのは
青年の特権である。
どんどん恥をかくといい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
娼婦の顔。
……それは、職業によってあらわれてくるものばかりではない。
その原型は、
どんな富裕な家庭の女性にも、
屡々(しばしば)見受けられる種類のものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
誰も劣等感を脱ぎ捨てることはできない。
人生はけっして素晴しいものではないが、
どうせ生き続けなければならないのなら、
なるべく上等な劣等感を身につけた方がいい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
青年には、
蟹(かに)に似ているタイプが多い。
表面は固い甲羅で鎧(よろ)われているものの、
中身は軟かくてグニャグニャである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
デバートというのは
都会の子の好み(=賑やかな場所にひそむ孤独感をたのしむ性癖)にふさわしい場所である。
なぜなら、たくさんの客は
それぞれ自分自身の買物のことで頭が一ぱいで、
傍(かたわら)をかえりみることをしない。
こちらに注意を払っているのは、
売子(うりこ)だけである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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