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今日の
吉行淳之介の名言
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3月24日
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1.
恋愛感情を持った同士の精神と精神との間に
濃厚な分泌物が生まれ、
それがなまじの肉体関係より
はるかに強烈なものになる場合がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
女性を誘ったという外見を手際よく作りながら、
女性の奥に押し隠された願望に触れてくれる男性を、
彼女たちは好む。
彼女たちは、
周囲にたいして、あるいは自分自身にたいしての
弁解を用意しておきたいのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
いまの日本に、また日本人気質(かたぎ)に必要なのは、
重々しいコワモテ風の姿勢ではなくて、鋭い軽薄さである。
軽薄さがそのまま批評につながり、
重厚コワモテにたいしての破壊力を持つ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
ある意味では、
娼婦というのは嘘の塊りのようなところもある。
しかし失うものを少ししか持っていない彼女たちとの会話は、
むき出しの人間と人間との会話になり、
裸の心を触れ合わす心持になる場合もしばしば起こる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
結婚も
女にとって社会生活の安定を意味するから、
結婚して籍の入った瞬間に、
たちまち変貌する女が大部分である。
それまでの楚々(そそ)とした娘が、
翌日からどすんと腰を据(す)えて、
みるみる家屋いっぱいに膨れ上がってしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
青春という時期は、
胸のふくらむような、
明るい充実した時期であると同時に、
不安定な、べたべた心にからまりついてくるような、
陰湿な時期だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
遊園地は大人をロマンチックにまたセンチメンタルにさせる。
それも、衛生無害のロマンチックな気持、センチメンタルな気持である。
目まぐるしい現代生活のストレス解消のためには、
ときに遊園地に出かけるのがよい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
女の涙は男の態度を甘くするわけだ。
しかし、甘くなるのは態度だけで、
心まで甘くなることは、
このごろではあまりないとおもわれる。
「よしよし、分かった。
もう泣くんじゃない」
などと慰めながら、
じつは男性は腹の中が煮えくりかえっている場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
私に関していうと、
過去を振り返ると、
なめくじが這った跡のように、
恥を引きずって生きて来た。
羞恥心で
自分の過去から駆け出して逃げたいほど、
恥にまみれて生きて来た。
しかし、その恥が、
私を衝き動かして生きてこさせたのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
どんな世の中になっても、
詩人とか作家は、やはり
追い詰められて追い込まれて、
そういうもの(=詩人や作家)になってしまうのが
本筋ではあるまいか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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