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今日の
吉行淳之介の名言
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3月3日
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1.
締切日という圧力が
作品を生み出すキッカケになることと、
作品自体の出来ばえとは無関係である。
借金に追われて仕方なく書いた作品が
傑作である場合もあるわけだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
私は「孤独」という文字からは、
一種の甘ったれを感じ、
「純粋」という文字からは
いかがわしさを感じる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
男性が「誘惑」という言葉を使う箇所に、
女性はこの言葉(=アヴァンチュール)を使う。
男性に誘い惑わされたのではなく、
自分から進んで相手と交際をもった、
というニュアンスが、
女性がその言葉を使う場合に感じられる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
世の中には無数の恋人たちが存在し、
その無数の男たちは
それぞれ自分の恋人を「理想の女性」と思っているということは、
大そうめでたい結構な現象というものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
「陰翳」(いんえい)という文字を抹殺することは、
日本の特徴も抹殺しようとするわけで、
事実そういう具合に世の中は動いている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
文学をつくる側からいえば、
一人でも多くの人に読んでもらいたいとおもうのが
人情のようであるが、
じつは違う。
あまり多くの読者を予想できず、
万一あまりたくさんの読者があらわれたならば、
眉に唾をつけるのが、
つくる側の本当の気持である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
人生が仕立ておろしの背広のようにピッタリ合う人に
文芸の必要はない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
仮面を一つ、誰でも持っている。
暗くなるまでの時間、
それで顔を覆っている、夕方は、
その仮面のずり落ちてゆく大切な時刻である……。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
ある角度からみれば、
カマキリの雄は倖(しあわ)せである。
人類の男は、
生殖機能を果したあとは
点線のカマキリになって、
外へ出て働いて、
雌に食われて養分になるかわりに、
外から金をかせいできて
物を買って養分を与える立場に負わされる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
人が生きてゆく上で、
一つの時代の風俗の流行に手むかうことは、
なかなか困難なものですよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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