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今日の
吉行淳之介の名言
☆
2月14日
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1.
青春というもののただなかに在(あ)って、
私はその屈辱にみちた陰湿な半面を
もてあまし気味であった。
それは時代の背景の如何(いかん)によるのではなく、
青春というものの特質であろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
男の嘘は、
一つの目的をどうしても達成したいために、
悲壮な決意と
嘘をつく努力によって失われる莫大なエネルギーを覚悟の上で、
つかれるものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
作家が本当に脅威をおぼえるのは、
自分と共通点のある才能の閃(ひら)めきにたいしてではあるまいか。
脅威は、
同時に親近感につながり、
近寄って相手を覗(のぞ)いてみようという気持になる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
人生は賭けだ、という言い方がある。
女性の場合にも、
大きな賭けがある。
結婚である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
太宰の作品には、
わが国で文学にかかわり合いを持とうとする人間たちの感覚、感受性の原型が、
ことごとく含まれているようにおもう。
「そんなことまで書いてしまっていいものか」という身近さと、
「自分も太宰と同じ感じ方をしている」とくすぐられる感じとを、
同時にその作品は与えてくれる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
最後には、
ある程度広い範囲の共感を掴み得るにしても、
まず狭く狭く追い込まれるのが、
文学にたずさわるものの宿命である。
いや、そういう状態になったところで、
文学というものに対する眼が開くのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
太古からじつは
本質的には「女は強く、男は弱し」ではないか、
という根源的な疑いが、
世界をおおいはじめたようにみえるが、
その結論はいつまでも出ず、
男と女をめぐる笑いは存在しつづけるだろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
人間のタイプに「お経型」と「口説き型」とあって、
前者は講演ができて、
後者は対談ができる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
女性を誘ったという外見を手際よく作りながら、
女性の奥に押し隠された願望に触れてくれる男性を、
彼女たちは好む。
彼女たちは、
周囲にたいして、あるいは自分自身にたいしての
弁解を用意しておきたいのだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
女の涙は男の態度を甘くするわけだ。
しかし、甘くなるのは態度だけで、
心まで甘くなることは、
このごろではあまりないとおもわれる。
「よしよし、分かった。
もう泣くんじゃない」
などと慰めながら、
じつは男性は腹の中が煮えくりかえっている場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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