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今日の
寺山修司の名言
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12月29日
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1.
一つのことを信じることは、べつのことを裏切るということだ。
信じるというのは、残酷なことなのだ。
(
寺山修司
)
2.
虚構はたやすく見いだされるが、真に「劇的なるもの」は見いだされ難(がた)いというのが、またこの時代の特色の一つになっている。
劇はあるが、劇的なるものはない。
(
寺山修司
)
3.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
4.
詩は経験である。
それはたとえば煙草(たばこ)をのんだり、しゃべったり、金銭登録器をがちゃがちゃ鳴らしたり、頭にこってりとチックをぬったりするのと変わるところはない。
(
寺山修司
)
5.
方法を持たない思想は、思想を持たない方法にも劣るものである。
(
寺山修司
)
6.
美しさのまえで人は自分を偽(いつわ)らざるを得なくなり、いつのまにか自分が自分でない自分になってしまう。
(
寺山修司
)
7.
昔のことって、よくみえるものよ。
あたしの人生の登場人物たちもみな、退場したあとはやさしい匂いがあふれていたものよ。
(
寺山修司
)
8.
書物は、価値そのものでなく価値の代替物であるという点で、貨幣に似ている。
(
寺山修司
)
9.
愛国心というのは、他国をにくむという心である。
わが家を愛し、わが母をいつくしむという心は、わが家以外の家を愛さないという心であり、わが母以外を愛さないという心である。
(
寺山修司
)
10.
一つ一つを大げさに考えすぎず、
しかし一つ一つを粗末にしすぎないことです。
(
寺山修司
)
11.
ぼくは政治主義がきらいで、革命が好きである。
(
寺山修司
)
12.
苦痛から逃れようとするから駄目なんだ。
苦痛に救いを見出すこと……それだ。
(
寺山修司
)
13.
目と書物とは、二十センチ位(くらい)の距離を保っているとコミュニケーションが成り立つが、それ以上近づくとぼやけてしまうし、それ以上遠ざかると、読めなくなってしまう。
ロートレアモンの詩もマルクスの論文も、わずか二十センチの距離を保つことによって存在してきたものにすぎないのだ。
(
寺山修司
)
14.
市民権を与えられないスラング、やくざたちの隠語は、言葉のアウトローである。
(
寺山修司
)
15.
マッチ擦(す)るつかのま海に霧ふかし
身捨つるほどの祖国はありや
(
寺山修司
)
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