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今日の
寺山修司の名言
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4月21日
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1.
旅行案内書の中の時刻表や名所旧跡の解説が、すぐれた「旅の詩集」であるように、マッチ箱の中や、机の抽出(ひきだ)し、壜詰(びんづめ)の中もまた、旅行者にとっては「異邦」であったりする。
(
寺山修司
)
2.
人間の思慮分別は、はかないものです。
風にそよぐ葦(あし)のようなものです。
(
寺山修司
)
3.
旅するのは、いわば風景を「捨てる」ことだ。
(
寺山修司
)
4.
書物のなかに海がある
心はいつも航海をゆるされる
(
寺山修司
)
5.
ネロの一生はどこかヒットラーの一生を思わせる。
彼らはオペラハウスでやることを
国家の歴史の上で演(や)ってしまった
という「場ちがい」をしただけのことだからである。
(
寺山修司
)
6.
私は、政治的「差別」がおおむね悪であることを(政治という形態が、悪の論理を内包せずには成立せぬという不条理をふくめて)否定されるべきであるということに異は唱えないが、それが「差別」であるから悪なのではなく、政治的利害が生み出した観念が差別に先行しているから悪なのだと思っている。
(
寺山修司
)
7.
書物……一万語を軟禁してある紙の城。
書物……重さ百グラムの愚者の船。
書物……押し花の犯罪。
書物……声を出さない雄弁機械。
書物……瞑想の紙製飛行機。
(
寺山修司
)
8.
便りがない方が、
身近に感じられていいの。
手紙は距離を感じさせるだけだわ。
(
寺山修司
)
9.
一ばん古い見世物は、神話の中に見出されるべきだ。
神は、見えない見世物だったのだ。
(
寺山修司
)
10.
「想像力が権力を奪う」
これは、美しいことばである。
──パリで一ばんの詩人は、カルチェ・ラタンの壁である。
(
寺山修司
)
11.
猫……ヒゲのある女の子
猫……闇夜の宝石詐欺師
猫……謎解きしない名探偵
猫……この世でいちばん小さな月を二つ持っている
(
寺山修司
)
12.
(映画)俳優がほんとに死んじゃいけないよなあ。
俳優は映画の中で死ぬべきですよ。
ストーリーの中で死ねばいいんだ。
そしてまたべつの映画の中で生きかえる。
(
寺山修司
)
13.
自分の未来が自分の肉体の中にしかない。
(
寺山修司
)
14.
過去はもはや「失われた祖国」でしかないのだ。
(
寺山修司
)
15.
(人生という芝居の自分の役柄に)化けて化けてとことんまで化けぬいて、お墓の中で一人で拍手喝采(かっさい)をきくんだ……。
(
寺山修司
)
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