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今日の
寺山修司の名言
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8月20日
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1.
猫……青ひげ公の八人目の妻
猫……財産のない快楽主義者
猫……毛深い怠け娼婦
猫……このスパイは よく舐(な)める
(
寺山修司
)
2.
ひとびとは、ドン・キホーテとハムレットを二つの典型として扱うが、
二人とも「狂気を演じながら世を渡るしかない」という点では、
十円銅貨の裏と表ほどにぴったりと同じものであることがわかる。
(
寺山修司
)
3.
ユートピアを歴史の外に仮想し、いつも「この世のほかの土地」へ想いを馳(は)せつづけているものにとって、時と距離とは「おのれ自身との結合」をあきらめ、おのれ自身とわかれてゆかねばならないことを予告する。
(
寺山修司
)
4.
たまには怒ったら、どうですか?
怒ると、人間らしくなる。
少なくとも怒れるってことは植物じゃできないことだからね。
(
寺山修司
)
5.
俺の心の中にゃ、ぶっこわれたジュークボックスがはいっているんだ。
十円玉を入れもしないのに、ときどきひとりでミュージックが鳴りわたる。
(
寺山修司
)
6.
人類が最後にかかる、
一番重い病気は
「希望」という病気である。
(
寺山修司
)
7.
犯罪というのは、いつでも
国家の中での反国家的行為が冠されることばだ。
同じ殺人でも
国家の名においてなされるものは、
犯罪とは呼ばれない。
死刑だって、
戦場における殺人だってそうだ
──それは、しばしば《正義》と名づけられることはあるが、
決して犯罪とは呼ばれない。
だが、国家の権威主義下の秩序を破って行われる殺人は、
すべて犯罪だ。
(
寺山修司
)
8.
自分の未来が自分の肉体の中にしかない。
(
寺山修司
)
9.
人間は死ぬべきときに死なず、ただその時が来たら死ぬもんだ。
(
寺山修司
)
10.
人が死ぬときには、それぞれにふさわしい死の曲というのがある。
自分に似合った曲をききながら息を引きとることができれば、この上ない幸福だと思うべきだろう。
(
寺山修司
)
11.
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年かかゝって
完全な死体となるのである
(
寺山修司
)
12.
旅は出会いである。
人は出会いの偶然をもとめて
汽車に乗る。
(
寺山修司
)
13.
劇場があって劇が演じられるのではない。
劇が演じられると、劇場になるのである。
(
寺山修司
)
14.
少女と人形と娼婦とは、本来同じものである。
(
寺山修司
)
15.
(映画の)スクリーンは、並んで坐った者同士が「同じ夢を見る」ための限られたスペースであり、映画は夢の入口に誘う眠りのようなものである。
(
寺山修司
)
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