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今日の
寺山修司の名言
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5月27日
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1.
この世で一番小さな時計は、「まだ生まれない赤ちゃんの心臓」。
振り子の音で目を醒まし、人生をはじめるからです。
(
寺山修司
)
2.
いまの時代では、
まさに善なるものは、かなしい。
(
寺山修司
)
3.
私は渡りつづけること、旅しつづけることのほかに、何の人生があるものだろうか、と思っている。
(
寺山修司
)
4.
ユートピアを歴史の外に仮想し、いつも「この世のほかの土地」へ想いを馳(は)せつづけているものにとって、時と距離とは「おのれ自身との結合」をあきらめ、おのれ自身とわかれてゆかねばならないことを予告する。
(
寺山修司
)
5.
人は言語によってしか自由になることができない。
どんな桎梏(しっこく)からの解放も言語化されない限りは、ただの「解放感」であるにとどまっているだろう。
(
寺山修司
)
6.
見るという行為は、人間を部分的存在にしてしまう。
もし、世界の全体を見ようとしたら目をとじなければ駄目だ。
(
寺山修司
)
7.
もし、少女の反対語をさがすならば、それは「少年」ではなくて、「母親」だということになるだろう。
(
寺山修司
)
8.
いま何か新しい創造をはじめようとする同時代の若者たちにとって、最大の敵は今日の名作である。
(
寺山修司
)
9.
いつの時代にも
「世界の終り」は、
その時代の想像力を動員しながら語られてきた。
「世界の終り」という虚構は、
イソップのうそつき少年の「狼が来た」と叫びまわる声のように、
多くの人たちを騒がせたが、
その人たちが死んだあとも、
世界だけは生き残っていた。
(
寺山修司
)
10.
故郷というものは「捨てる」ときにはじめて、意味を持ってくるという性質のものらしい。
だから一生故郷を捨てないものには「故郷」が存在としては感じがたい。
(
寺山修司
)
11.
時がくると、私の人生にはピリオドが打たれる。
だが、父親になれた男の死はピリオドではなく、コンマなのだ。
コンマは休止符であり、また次のセンテンスへとひきつがれてゆくことになる。
(
寺山修司
)
12.
夕方の「さよなら」は一匙(ひとさじ)のココアだ。
甘ったるく、そのくせにがい。
夜になったら、また二人は結びついてしまうかも知れないので、ひどく心にもないことを言って早く別れてしまう。
(
寺山修司
)
13.
人間は言葉と出会ったときから、思想的である。
(
寺山修司
)
14.
人生なんて、おどかしっこの肝だめし、
うそがなければほんともなくなる、
仮面がなけりゃ、ほんとの顔も見られないのよ。
(
寺山修司
)
15.
一つのイデオロギーが成熟しきって国家全体を統一したときこそ人間の堕落が始まるにちがいないし、芸術家の使命であるべき拒否(ノン)の対象を見失いがちになるにちがいない。
(
寺山修司
)
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