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今日の
寺山修司の名言
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5月1日
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1.
虚構はたやすく見いだされるが、真に「劇的なるもの」は見いだされ難(がた)いというのが、またこの時代の特色の一つになっている。
劇はあるが、劇的なるものはない。
(
寺山修司
)
2.
街は、いますぐ劇場になりたがっている。
さあ、台本を捨てよ、街へ出よう。
(
寺山修司
)
3.
自分自身が自分の厄介品(やっかいひん)だ、なんてのは実際笑われる。
しかも、人はたいてい、毎日歯をみがくようにして「厄介付属物」をしまつしていないかぎり、すぐに厄介品扱いをされてしまう。
(
寺山修司
)
4.
人間の思慮分別は、はかないものです。
風にそよぐ葦(あし)のようなものです。
(
寺山修司
)
5.
人には「歴史型」と「地理型」がある。
歴史型は一ヶ所に定住して、反復と積みかさねの中で生を検証し、地理型は拠点をかえながら出会いの度数をふやしてゆくことによって生を検証してゆくのであった。
(
寺山修司
)
6.
子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。
毛虫と蝶々が同じものであるわけはないんで、毛虫は毛虫として完成しており、蝶々は蝶々として完成してると思う。
(
寺山修司
)
7.
ボクサーが自分のためでなく、
誰かのためにたたかっていると思いだしたら(=思い始めたら)、
それはもう転落のはじまりなのである。
(
寺山修司
)
8.
ひとびとは、ドン・キホーテとハムレットを二つの典型として扱うが、
二人とも「狂気を演じながら世を渡るしかない」という点では、
十円銅貨の裏と表ほどにぴったりと同じものであることがわかる。
(
寺山修司
)
9.
私はどのようなイデオロギー下にあっても、国家なんてものを好きになることはできないよ。
(
寺山修司
)
10.
ぼくのなかで海が死ぬとき、ぼくははじめて人を愛することが出来るだろう。
(
寺山修司
)
11.
名もない男女が世界の片隅ではじめる物語が、ときにはどんなすばらしいメロドラマをも凌(しの)ぐことだってある。
(
寺山修司
)
12.
どこの国でも、どんな祭りでも、
にぎやかなところは、
なぜか侘(わび)しさがつきまとう。
(
寺山修司
)
13.
死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。
なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。
(
寺山修司
)
14.
女の子が花嫁でいられるのは
「式の始めから終わりまで」
ほんの数時間のことであり、
あとの数十年は、
妻か母になって暮らすことになる。
死ぬまで花嫁のままでいることができたら、
どんなによいことだろう。
(
寺山修司
)
15.
俺の心の中にゃ、ぶっこわれたジュークボックスがはいっているんだ。
十円玉を入れもしないのに、ときどきひとりでミュージックが鳴りわたる。
(
寺山修司
)
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