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今日の
寺山修司の名言
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2月9日
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1.
(人生という芝居の自分の役柄に)化けて化けてとことんまで化けぬいて、お墓の中で一人で拍手喝采(かっさい)をきくんだ……。
(
寺山修司
)
2.
「出会い」はいつでも残酷である。
しあわせに見える出会いの瞬間も、まさに「別離(わかれ)のはじまり」であると思えば、むなしいものだ。
(
寺山修司
)
3.
女の子は、おそらくおモメさん(=お嫁さん)の晴れ着、周囲の祝福といったことを通じて、人生の「主役」を演じることの華やかさにあこがれるのだと思うが、現実の花嫁はあまりにも、はかない。
それは、女の一生の中の一万分の一にも足りない、つかのまの一瞬である。
(
寺山修司
)
4.
昼の「さよなら」は笑顔でできる。
すぐまた逢えるような気がする。
だが、一番はっきりと二人をへだてるのは
昼の「さよなら」である。
涙は日が沈んでからゆっくりとあふれ出る。
(
寺山修司
)
5.
人間の完成というのは彼の死によってしか達成されない。
(
寺山修司
)
6.
生が終わって死が始まるのではない。
生が終われば死もまた終わってしまうのだ。
(
寺山修司
)
7.
短歌というのは、ある種の類感呪術というか、こっちで一人の男の腹を五寸釘でどんと打つと、向こうの三人くらいの男がばたんと倒れる、ふしぎに呪術的な共同性があって、……怪異なものだという感じがしますね。
(
寺山修司
)
8.
出会いに期待する心とは、いわば幸福をさがす心のことなのだ。
(
寺山修司
)
9.
「想像力が権力を奪う」
これは、美しいことばである。
──パリで一ばんの詩人は、カルチェ・ラタンの壁である。
(
寺山修司
)
10.
空想は、行為の再現でもなければ終局でもない。
まさに現実と同じように、力学をもった存在である。
(
寺山修司
)
11.
成ろう成ろうとしながら、まだ言語になっていないものだけが、ぼくを変える。
言うことは経験だが、言葉はただの軌跡!
(
寺山修司
)
12.
勝負の世界で、何より大きな武器は「不幸」ということである。
これは「何が何でも勝たねばならぬ」というエネルギーを生み出す力になる。
(
寺山修司
)
13.
先生と生徒の関係というのは、有識と無識という階級関係によっては成り立たない。
「知らないから教えてやるのだ」とか「できてないから人間を作ってやるのだ」という教育の姿勢は、いつかはブラックボード・ジャングルと呼ばれる「暴力教室」の氾濫(はんらん)を招くことになるだけである。
(
寺山修司
)
14.
美しいものはすべて錯覚なのだ。
(
寺山修司
)
15.
子供というのは「もの」ではなくて「事件」であるということが重要なんです。
(
寺山修司
)
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