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今日の
寺山修司の名言
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2月9日
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1.
名もない男女が世界の片隅ではじめる物語が、ときにはどんなすばらしいメロドラマをも凌(しの)ぐことだってある。
(
寺山修司
)
2.
福祉社会においては
義理人情など必要とはしないが、
友情において、
こうした感情を無視することは出来ない。
(
寺山修司
)
3.
私たちは
百年前と比べて百倍もの「隣人」を持っているくせに、
友情などというものに、
ロマンチシズムを感じないようになってしまっている。
だれでも心のなかに無人島を持っているからである。
(
寺山修司
)
4.
ほらほら、星が出ている。
出ているけど、屋根があるから、ここからは見えない。
だが、見えない星も人生のうちなんだ。
見えるものばかり信じていたら、いつかは虚無におちるだろう。
(
寺山修司
)
5.
魂について語ることは、なぜだか虚(むな)しい。
だが、魂を持たないものには、故郷など存在しない。
(
寺山修司
)
6.
ぼくは、知りたいために賭ける。
賭けるものは、つねに投げ出された「部分的存在」であり、統一的な世界のイメージを探究しつづけるものだ。
(
寺山修司
)
7.
「二度目」などというのは、どこにも存在しない、というのが私の言い分だが、それは言い換えれば、演劇をふくむあらゆる表現は、何事をも「複製」しない、ということである。
(
寺山修司
)
8.
愛したり恨んだりするには他人が必要だ……だが、ぼくはまだ他人らしい他人に逢(あ)ったことがない……
(
寺山修司
)
9.
戦争について考える場合に、もっとも重要なのは「情念」の問題である。
現代のように、科学兵器の進歩が前のめりになっていっても、戦争をする当事者は「国家」や「政府」ではなくて「兵隊」なのだ。
(
寺山修司
)
10.
一ばん古い見世物は、神話の中に見出されるべきだ。
神は、見えない見世物だったのだ。
(
寺山修司
)
11.
映画はでき上がったときから回想されるという形式であり、歴史と同じように、二度目に現れてくるときは、受けとり手の想像力の中でしか生きられないものである。
(
寺山修司
)
12.
女の子が花嫁でいられるのは
「式の始めから終わりまで」
ほんの数時間のことであり、
あとの数十年は、
妻か母になって暮らすことになる。
死ぬまで花嫁のままでいることができたら、
どんなによいことだろう。
(
寺山修司
)
13.
文明社会における不道徳というのは、
たった一つ、
「他人を不幸にする」ということだけです。
(
寺山修司
)
14.
私は心中(しんじゅう)が好きだが、それは並の自殺よりも贅沢(ぜいたく)だからである。
(
寺山修司
)
15.
だれも他人の死の重さをはかることは出来ないのだ。
(
寺山修司
)
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