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今日の
寺山修司の名言
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1月9日
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1.
愛国心というのは、他国をにくむという心である。
わが家を愛し、わが母をいつくしむという心は、わが家以外の家を愛さないという心であり、わが母以外を愛さないという心である。
(
寺山修司
)
2.
笑いは客観的で、残酷で、そして死と裏腹をなしている。
(
寺山修司
)
3.
一口に「書物」というが、それは「物件」ではなく「事件」である。
歴史を、歴史たらしめている重大な欺瞞(ぎまん)は、そのまま書物を書物たらしめている重大な欺瞞に通じるものであり、その欺瞞の構造をあばくことなしに、読書を語ることはできないだろう。
(
寺山修司
)
4.
「正義」の最大の敵は「悪」ではなくて「べつの正義」なのだ、というのが確信犯という犯罪の倫理である。
(
寺山修司
)
5.
結婚は、夢を自在に見る力によってだけ持続されるのです。
(
寺山修司
)
6.
人間の条件は、つねに本質よりもさきに「生」そのものがあるのであって「はじめにことばありき」ではなく「はじめに声ありき」だったのである。
(
寺山修司
)
7.
人生なんて、おどかしっこの肝だめし、
うそがなければほんともなくなる、
仮面がなけりゃ、ほんとの顔も見られないのよ。
(
寺山修司
)
8.
私たちの時代に失われてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である。
幸福がそれ自体として生きるためには、それを生かすための幸福論がなければならない。
(
寺山修司
)
9.
現代の大学教育は、
結局のところ活字教育であり、
書物を「読んでくれる」だけの有料収容所である。
(
寺山修司
)
10.
この世でいちばん遠い場所は
自分自身の心である
(
寺山修司
)
11.
今日では、標準語は政治や経済を語る言葉になってしまった。
──人生を語るに足るのは、方言しかないからだ。
(
寺山修司
)
12.
一つのことを信じることは、べつのことを裏切るということだ。
信じるというのは、残酷なことなのだ。
(
寺山修司
)
13.
恋愛小説を読みたがるのは恋をしたがることである。
(
寺山修司
)
14.
資本主義社会は、いわば一つの壮大なサーカスだった。
(
寺山修司
)
15.
劇場の中には、さまざまの〈出会い〉が組織される。
それは俳優と役中人物との〈出会い〉、俳優と観客との〈出会い〉、観客と役中人物との〈出会い〉、観客と観客との〈出会い〉──と、限りなくあるのだが、従来の劇場の中での〈出会い〉として表出されていたのは、その中の観客と役中人物との〈出会い〉だけであった。
(
寺山修司
)
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