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今日の
短歌・道歌の名歌
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11月3日
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1.
総身の花をゆるがす春の樹に
こころ乱してわれは寄りゆく
( 斉藤史 )
2.
君がため 捨つる命は惜しからじ
終(つい)にとまらぬ浮世と思へば
( 平塚為広 )
3.
命ありてまた着んものか夏のシャツ
しまいつついて心はゆらぐ
(
宮原包治
)
(
Miyahara Houji
)
4.
今日ひょいと山が恋しくて
山に来(き)ぬ。
去年腰掛けし石をさがすかな。
(
石川啄木
)
(
Ishikawa Takuboku
)
5.
あすの事きのうの事に渡らずと
ただ今橋をわたれ世の人
(
中沢道二
)
(
Nakazawa Douni
)
6.
あれを見よ
深山(みやま)の桜 咲きにけり
真心尽くせ 人知らずとも
( 読み人知らず )
7.
春の苑(その)紅(くれない)匂ふ桃の下照る道に出で立つ少女(おとめ)
(
大伴家持
)
(
【『万葉集』
)
(
Ootomono Yakamochi
)
(
Manyoushuu
)
8.
和歌というものは、人の耳をよろこばしめ、素直に人の共感をそそったら、それで充分のもので、高く気取った意味など持たせるものでない。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
9.
醒めはてし男の口を吸はむより
かのくちなはの唇を吸はまし
( 原阿佐緒 )
10.
行き行きて五十路の坂も越えにけり
遂に寂しき道と思わん
(
島木赤彦
)
(
Shimaki Akahiko
)
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