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今日の
田辺聖子の名言
☆ ６月１９日 ☆
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1.
知らないことは「知らない」といい、はじめて聞いて「えっ。
　ほーんと」とおどろく、素直な顔、それから、何かに興趣をもったり関心や欲望を持つと、トライしてみようと早速、モリモリとエンジンのかかる顔──そういうのがいい顔であって、だから七十歳の若い顔もあれば、十七、八の年寄顔もいるわけである。
（ 田辺聖子 ）
2.
ココロとココロのむすびつきは食べることからはじまる。
（ 田辺聖子 ）
3.
（※女が）愛するものを得た場合、家庭を作ることは何という楽しい夢であるかということです。
女に生まれて、よかったと思うほどの幸せ以上の幸せは、他にないのです。
（ 田辺聖子 ）
4.
人間は大なり小なり、演技力なくしては生きられない。
（ 田辺聖子 ）
5.
結婚しても愛し合う、ということは、何も仰々(ぎょうぎょう)しく、ことごとしいことではなくて、お互いにいつも相手のことを考える、ということで、そのことだけで、ものごとが解決してしまう、ふしぎな部分があります。
（ 田辺聖子 ）
6.
経験がたとえあっても、それが女の心にも体にも何ほどの痕(あと)も残さない、そういうあっけらかんとした女を処女という。
（ 田辺聖子 ）
7.
社会が成熟すれば美意識は多様化する。
（ 田辺聖子 ）
8.
自分だけに興味を発動するのが〈手記〉で、周囲の人間に飽くなき関心と分析力をもつのが〈小説〉である。
（ 田辺聖子 ）
9.
男でも女でも愛想のいい人は、社会のタカラモノである。
（ 田辺聖子 ）
10.
女はナワバリに興味ないねん。
もちものをふやす、ためこむのに興味ある。
ナワバリの中をきれいにする、飾りたてる、それをヨソときそう、そんな欲しかない。
（ 田辺聖子 ）
11.
かつて大阪の徴兵忌避者日本一といわれたのも、大阪人の論理からいくと、〈いやなこと忌避すんのん、当たり前やないか〉と、〈筋通ってる〉ことになる。
（ 田辺聖子 ）
12.
女とは、「でもね」で結論をひっくりかえすものである。
（ 田辺聖子 ）
13.
女性というのは暗黒大陸。
（ 田辺聖子 ）
14.
「女の子は叱ったりいじけさしたり、してはいけない。
　女の子はやさしい存在であってもらわないといけないのだから、ノビノビさせるために、叱ったりしないほうがよい」という理屈もある。
（ 田辺聖子 ）
15.
係累がある、ということは、大なり小なり、この人生で忍耐を学んでる、ということですから、そういう修養を積んだ人とは、つきあいやすい。
（ 田辺聖子 ）
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