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今日の
田辺聖子の名言
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6月20日
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1.
イロをつける、大目にみる、ふくみをもたせる、これはとてもたいせつだ。
〈イロをつける〉心があれば世の中、スムーズにいくこと多し。
そのつけかたに、オトナ度が出る。
コドモではできない。
(
田辺聖子
)
2.
(※男にとって愛情は)分けるんじゃない、(※愛する人の数だけ)ふえていくのさ。
(中略)何人、女がいようと、どの女も可愛い、というのが男の真実だよ。
(
田辺聖子
)
3.
後世に残るから一流
とは限らない。
一流だから後世に残る
とは限らない。
(
田辺聖子
)
4.
女は何故(なにゆえ)に花嫁衣裳をまといたがるか。
それは、女がオシバイが好きだからである。
(
田辺聖子
)
5.
私たちは(中略)内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない。
また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨味を見出す。
(
田辺聖子
)
6.
男は口を開けば失敗談になる。
女は口を開けば自慢ばなしと美談になる。
(
田辺聖子
)
7.
「そんなこと言うたらあかんわ」というとき、
この「わ」は断定ではなく、
気弱なる譲歩の余裕が仄(ほの)見える。
もしそれ、
人のいうことを断固、受けつけぬ、
おのれはおのれの道をゆく、というときは、
「あかんで」となる。
「で」になると
制止の意味合いも帯びて来るし、決意を示す。
(
田辺聖子
)
8.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
9.
なんで女はこうも「キッパリ」とか「カタをつける」とか「いいかげんに妥協しない」ことが好きなのか。
(
田辺聖子
)
10.
女は自分が惚れた男のことは忘れても、自分に惚れてくれた男のことは忘れない。
(
田辺聖子
)
11.
花というものは、
華やかなものではないんですな、
本来、素朴なもんですな。
ですから、
飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると
引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
12.
上機嫌、なんていうハカナゲな気分は蜃気楼(しんきろう)のようなもので、手につかまえられないからすぐ消えてしまう。
だから多くの人は価値を与えないけど、私は、どんな財宝やどんな卓見や芸術よりも、人間の上機嫌を上においている。
(
田辺聖子
)
13.
女同士がココロを結び合うのは、同業者が企業秘密を洩らし合うみたいで、おちつきが悪い。
(
田辺聖子
)
14.
日本の社会のオトナは
オトナの生活を守る識見がないから、
甘んじて子供の跳梁(ちょうりょう)(自由にはねまわること)にまかせている。
日本ではオトナの人生まで、
子供に蹂躙(じゅうりん)され(踏みにじられ)つくして、
なすすべもないのである。
(
田辺聖子
)
15.
もしかして、自分より、この人のほうが大切、と思ったとき。
それが、ほんとに人を愛したときかもしれない、と私は思ったりする。
(
田辺聖子
)
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