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今日の
田辺聖子の名言
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4月1日
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1.
血は水より薄く、
絆(きずな)は紙よりもろし。
(
田辺聖子
)
2.
腹ぎたなくない男、というのは世のタカラモノで、珍重するに足り、愛着するに足る。
(
田辺聖子
)
3.
(※女は)〈可愛い男〉とはすぐに切れるが、〈可愛げのある男〉とは、だらだらと続くものである。
(
田辺聖子
)
4.
(※中年以後は)お化粧なり、おしゃれなりが、面白くなればいい、と思う。
面白くなるのは、自分の美点を発見する能力が(若いときより)うんとたかまるからである。
(
田辺聖子
)
5.
女がヒマであるとみられるのは女の恥である。
(
田辺聖子
)
6.
父という存在は、死ねばそれで絶えてしまうところがある。
しかし、母はその絆を永劫の未来まで伝えるような、奇妙な存在である。
(
田辺聖子
)
7.
「老い」は、人が望むと否(いな)とにかかわらず、「いつのまにか」「スーッと」やってくる。
始末がわるい。
「老い」ばかりは、「キッパリ」「いさぎよく」というわけにいかないので、「いつとなく」「スーッと」老いてしまう。
若さからキッパリ引退はできないで、「いつとなく」「スーッと」若さを失う。
(
田辺聖子
)
8.
ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。
(
田辺聖子
)
9.
素直というのは、理屈をぶたないことである。
それはオトナの証拠である。
(
田辺聖子
)
10.
私たちは(中略)内心はマゴマゴしつつ、うわべはまだ突っ張っているが、自分では若さを失いつつあることを、よく知っている。
しかし「若さ」から「いさぎよく引退」はしたくない。
また、人にもそう思われたくない、その矛盾に不安をおぼえつつ、虚勢を張らずにいられない、そのへんのマゴマゴぶりに私は何ともいえぬ人間の旨味を見出す。
(
田辺聖子
)
11.
(※人生の)戦友というのは、
もう、男・女を超越したものである。
同じ世代を生きて、
まだあと何十年か生きなければならない、
その共感と連帯感は戦友でなければわからぬ。
(
田辺聖子
)
12.
身内(=身内との貸し借り)はきっちり、せなあかん。
身内で勘定と感情がこじれると、
持ってゆきばがないから爆発する。
身内との貸し借りはきっちり、
他人とはナアナアでエエ。
他人なら、がまんできんようになったら、
裁判に訴えたり、殴ったり、
時と場合によったら殺したりもできる。
(
田辺聖子
)
13.
死後に仕事が残る人と残らない人。
「みんなが好きなものが好きな(時流に乗った)人よりも、自分の好きなもんでええ、と通した人が残るみたい。
(
田辺聖子
)
14.
せっかくの人生を、もっと面白く愉(たの)しもうというとき、友情というのは、これはすごいタカラモノである。
(
田辺聖子
)
15.
人生も四十半ばとなれば、身辺におこる話はみな、こみ入ってくるのだ。
こみ入らない話なんか、中年の人間にはないのである。
(
田辺聖子
)
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