名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
12月3日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
大衆というものは、不思議なもの、バカにしてはならん、ならんが、バカなところもあり、実にとらえどころのないもの、御(ぎょ)し易いようでいて、怖いもの。
(
田辺聖子
)
2.
私たちが平常、人生で会う、
「美について一家言」ある人は、
その美に固執するあまり、
円滑な対人関係を持ちにくい人が多いものである。
(
田辺聖子
)
3.
食べ物が安いというのも文化程度の高いことである。
(
田辺聖子
)
4.
親は、生きてるうちにはいつも敵じゃ。
死に際(ぎわ)が近づくとか、死んだあとは親になるでの。
(
田辺聖子
)
5.
結婚生活のヒケツはひとつ。
見て見ぬふり。
(
田辺聖子
)
6.
女というものは、こと身内に関するかぎり、他人の侵入や介在を許さないのだ。
男もそうかもしれないが、ことに女は、その度合いが強い。
女にとって身内は神域なのだ。
(
田辺聖子
)
7.
叱られる、怒られる、咎(とが)められる、責められることによって、人は、自分と違う価値観、人生観に出会い、ビックリする。
そのことで荒波に揉まれて、想像力が養われ、よりやさしくなる。
(
田辺聖子
)
8.
娘を着飾らせるのは親の虚栄の一種で、
(子供を)どこそこの学校へ入れたいというのも、
こんな職業に就かせたいと思うのも、
子供のためというより半分以上は、
親の出した、人生の結論である。
(
田辺聖子
)
9.
アフォリズムを〈ある発見〉と訳したらどうだろう。
(
田辺聖子
)
10.
面白い話というのは、体臭(=人間臭さ)があればこそ、のものなのだ。
(
田辺聖子
)
11.
上機嫌、なんていうハカナゲな気分は蜃気楼(しんきろう)のようなもので、手につかまえられないからすぐ消えてしまう。
だから多くの人は価値を与えないけど、私は、どんな財宝やどんな卓見や芸術よりも、人間の上機嫌を上においている。
(
田辺聖子
)
12.
親が子におカネを使いすぎる、というのも、オトナ国でない証拠。
(
田辺聖子
)
13.
(※人から)財産を取りあげるには情報を与えないでおくこと。
(
田辺聖子
)
14.
およそたべもんには、アッといわせられる花があるべき。
(
田辺聖子
)
15.
親が子を叱るのはあたり前、とか、愛の鞭(むち)などというのはよくいわれるが、しかしそれも人により、誰にでもできぬ(=誰にでもできることではない)。
(中略)心のきめのこまかい、気よわな平和主義の人間にはむつかしいことである。
人には向き不向きがある。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ