名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月12日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
この広い世間に、最後までかばい合える戦友は、やっぱり夫と妻なのだから、どちらかが傷ついたとき、「あんたは天才」「あんたは美人」とホメたり力づけたりできる相手であるのが望ましい。
(
田辺聖子
)
2.
みんながそろって、(あ、あれはいいひとだ)とうなずくような人こそ、うさんくさい。
(
田辺聖子
)
3.
手でなぐられるのと、態度でなぐられるのとその痛みや悲しみにどんなちがいがあるというのだろう。
(
田辺聖子
)
4.
愛し合ってる夫婦や恋人たちを見ると、ベタベタデレデレしてかくそうともしないのは、たいがいご婦人のほうである。
(
田辺聖子
)
5.
トシなんか、個人的に伸び縮みするもんやさかい、自分の思うトシをてんでに自己申告しといたらエエのや。
(
田辺聖子
)
6.
人間に対する知識が深まってくるというのは、老いの楽しみでなくてなんだというのだろう。
(
田辺聖子
)
7.
文章というものは、人間の性格がでるものである。
(
田辺聖子
)
8.
ま、人生はだましだまし保ってゆくもの、
ゴチャゴチャしてるうちに、持ち時間、終わるよ。
(
田辺聖子
)
9.
領地をひろげる欲があると、これは戦争になる。
(
田辺聖子
)
10.
腹ぎたなくない男、というのは世のタカラモノで、珍重するに足り、愛着するに足る。
(
田辺聖子
)
11.
小説には、たくさんの人に読まれてなおよくなる小説と、読まれすぎてつまらなくなってしまうものがあるから、むつかしい。
(
田辺聖子
)
12.
女というものは、とても欲深なものなんですね
──愛の生活が充たされたら、
こんどは仕事がしたくなるものなのですね。
(
田辺聖子
)
13.
すべて物ごとも言葉も、平(ひら)とう考えて、平とういいなはれ。
(
田辺聖子
)
14.
タコやマメは、何も、指や足に出来るものと限らないのである。
顔にも、人生のタコやマメが出来るのである。
(
田辺聖子
)
15.
色気ぬきの親しみを異性で分かちあえるのも、中年の証拠であろう。
若い人間というものは、男と女という区分だけあって、人間同士、という感じはわからない。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ