名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
10月28日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
何か仕事をはじめようとする主婦は、足を引きずるもろもろの煩悩(ぼんのう)や、女くさい配慮、気がかりを、断乎(だんこ)として一蹴(いっしゅう)するぐらいの強さがなくては、かなわない。
そうでなければ何をはじめても、元の杢(もく)あみになってしまう。
(
田辺聖子
)
2.
亭主は妻を叱ったりできない。
(中略)男は、(自分と)寝た女を叱れない。
大体、女は、寝た男に叱られたって鼻で嗤(わら)うだけだ。
(
田辺聖子
)
3.
(※〈男の率直〉は)男を幸福にも立派にもさせず、かえって男を不幸にし、卑陋(ひろう)にしていくこともある。
(
田辺聖子
)
4.
女は愛の専門家なのだ。
(
田辺聖子
)
5.
男は女が(=女を)バカだと思うことによって、安心立命(りつめい)している動物である。
(
田辺聖子
)
6.
男と女が対立し、いがみ合い、仲直りし、理解し合うという、オトナの基盤がないと、(※夫婦における)真の自由も幸福もない。
性の本当の喜びも解放もありはしない。
(
田辺聖子
)
7.
女には、ゆるすことはあっても忘れることはないのですねえ。
ゆるすという言葉はあっても、忘れるという言葉を持たないのが女ですね。
(
田辺聖子
)
8.
人間のトシなんて、主観的なものなんだ。
猫も杓子(しゃくし)も、同じように一つずつ、トシとるなんてものじゃない。
(
田辺聖子
)
9.
違いのわからないのが本当の男です。
わかる男はまだ幼稚でコドモです。
違いがわからぬということが、わかるようになるまで四、五十年かかりますな。
(
田辺聖子
)
10.
結婚の相棒というのは、気楽な存在であるのがいい。
気楽というのは、沈黙の責任をとらなくてもよいことである。
(
田辺聖子
)
11.
かしこい人ほどアホなことをいうものです。
アホほどかしこそうにいう。
(
田辺聖子
)
12.
人間はたくさんの面があるので、こっちに見せてる面だけでつき合ってる方がいい。
ピターッと全面的にくっついているのは具合わるい。
(
田辺聖子
)
13.
たこやきは家でつくるとあきませんね(=いけませんね)。
(中略)家でつくってしまうと、とことん食べるでしょう。
ほしいだけつくって食べてしまうと、もうあと、二度と見るのもいやになる気ィして、(中略)おいしいものは家でたらふく食べたらあきませんね(=いけませんね)。
(中略)やっぱり、おいしいものは外で、ということです。
(
田辺聖子
)
14.
結婚生活のヒケツはひとつ。
見て見ぬふり。
(
田辺聖子
)
15.
おしゃべりの楽しい女、というのは、これは人間の宝石である。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ