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今日の
田辺聖子の名言
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9月11日
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1.
女は社会に出ようが家庭にひっこもうが、男を動かす力は同じである。
(
田辺聖子
)
2.
不倫は人生の香水である。
(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。
無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。
でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。
しかしそれはいかにもぷんぷんと匂ってはいけない。
そこはかとなく、一瞬、匂い立つ、というものでなくてはならない。
(
田辺聖子
)
3.
(※人間は)〈持ちこたえる力〉がなくてはならず、それがオトナの健康というものである。
(
田辺聖子
)
4.
食物を夫と妻が、男と女が、一緒に食べるということは、何かとても大きい意味がある気がする。
カロリーやたんぱくなどより、もっと大きな何かが、一緒に食べる食事の中にはある。
(
田辺聖子
)
5.
人生の一刻は、一刻と、過ぎ去ってゆく。
しかし、人生の、とある通過点で、まるで高速道路の料金所のように、いっとき車を停めて料金を払わなければいけない時がある。
愛情か、はたまたお愛想か、義務感か、突発的熱情か、のために。
(
田辺聖子
)
6.
女とは男より、恥が多く、生きづらい、むつかしい職業である。
(
田辺聖子
)
7.
本来、お化粧をするときは「耳に悪声をきかず」──
怒り声や悪口を耳にせず、
もちろん自分でも「口に悪言を吐かず」、
鏡台には一輪でもいい、花を飾り
「目に醜悪(しゅうお)を見ず」
「心に悪意を持たず」美しいことだけを思う、
精神性の強い作業。
(
田辺聖子
)
8.
元来、神サンは、仲良く、だらけなさい、と男と女を作りはったんやからね。
(※緊張せないかんような男女関係より)のんびりくつろげる男と女の仲のほうが神サンから見はったら、ノーマルな仲です。
(
田辺聖子
)
9.
男と女がともに棲(す)んで仲よく過ごすということは、一面、たいへんむつかしいことで、細心の注意が要(い)る。
そして絶えず、椅子は一つしかないと思いめぐらし、相手の気持ちを思いやり、自分は先にその椅子をぶんどったりしない。
双方、そのつもりでいれば長つづきするんじゃないか、と思うが……まあ、現実は中々むずかしい。
(
田辺聖子
)
10.
人間のランクに「天才・秀才・庶民・アホ」とある。
(
田辺聖子
)
11.
フツーにしゃべって味が出る、というのは、やっぱりトシやでェ。
(
田辺聖子
)
12.
世の中というものは皮肉で冷酷で、
人の意表をつくようにできている。
(
田辺聖子
)
13.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。
いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
(
田辺聖子
)
14.
日本の風土は、しめっぽいくせに、未成熟であつかましく(オトナになってない証拠)野卑で浅薄(せんぱく)で粗放である。
(
田辺聖子
)
15.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
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