名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
9月7日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
結婚というのは、二人で向上発展することではなく、二人でいたわりあうこと、元気づけあうことに尽きる気がする。
更にいうと、二人で叱られること、二人でボロをかくしあうこと、でもあり、やっぱりこうなると、二人は同級生(※ふうの夫婦)になってしまう。
(
田辺聖子
)
2.
いい男とは可愛げがあって、ほどがよくて、“生きてること好(ず)き”という男である。
(
田辺聖子
)
3.
恋に味付けし、陰影を深め、たのしみを増やすのは芝居気なのである。
(
田辺聖子
)
4.
〈貯まるとよけい欲しくなる〉という、人間本然(ほんぜん)の性質(さが)。
(
田辺聖子
)
5.
「女も外で働いて自立すべきだ」と主張する女は、自分が働くのが好きだからでしょう。
(
田辺聖子
)
6.
夜店やお祭りというものは、せいぜい十歳(とお)までの人生に叩きこむもんだ。
大きくなって見るのは、これはお祭りではない、見せ物にすぎん。
(
田辺聖子
)
7.
妻があれば、どんなにしても、「恰好(かっこう)よく」生きることはむつかしい。
(
田辺聖子
)
8.
われわれはいつだって「引っこみつかん」ことはないのだ、メンツもプライドも信条も矜持(きょうじ)(=誇り)も建前も旗印もくそくらえ、と思えば「引っこみつく」。
(
田辺聖子
)
9.
余生というのは、自分の人生を「好きに使える」ということでもある。
(
田辺聖子
)
10.
血ィのつながらへん者同士が、仲よう家族みたいにしてる、いうのこそ、最高の文化や。
(
田辺聖子
)
11.
“生きる”ということは、人と人が笑いあい、扶(たす)けあい、──して、要するに、人生は愛するに足るものだと発見する、それに尽きる。
(
田辺聖子
)
12.
(※人生の)ラストのきわに、(ああ、面白かった……)といって笑えれば、極上の銘酒に酔うような人生であろう。
(
田辺聖子
)
13.
無垢(むく)は強い。
強い無垢は常識の社会ではしばしば悪である。
それ以上に、毒である。
(
田辺聖子
)
14.
(※人間は)〈持ちこたえる力〉がなくてはならず、それがオトナの健康というものである。
(
田辺聖子
)
15.
家庭の幸福、などというものは、その家庭では芳香だが、外へ洩れると悪臭になる。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ