名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
7月27日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
(
田辺聖子
)
2.
女房を頼りにして、女房がいなけりゃどうするんだろう、やっぱりこの人のために面倒みてやらんならんという気を女に起こさせてしまう男を、悪夫(あくふ)という。
(
田辺聖子
)
3.
夫婦なんてもんの仲は他人にはわからん。
(
田辺聖子
)
4.
なるべく怒らぬよう。
怒ると人生の貯金が減る。
(
田辺聖子
)
5.
人生の美食家とは、きらいな人と付き合いたくもなく、まわりにいる人にいがみ合われたくもない。
(
田辺聖子
)
6.
経験がたとえあっても、それが女の心にも体にも何ほどの痕(あと)も残さない、そういうあっけらかんとした女を処女という。
(
田辺聖子
)
7.
私は、犬猫小鳥などのペットを、洩(も)れなく子供たちに飼わせる夢をみている。
子供たちは、自分よりかよわいもの、自分を慕ってくれるもの、自分を信じてくれるものの存在を知ることによって、愛を育ててゆく。
(
田辺聖子
)
8.
真実は、誇張や修飾、歪曲(わいきょく)のうちにこそ、在(あ)るのかもしれない。
(
田辺聖子
)
9.
人生には、すぐ役に立つたのしみと、役に立たぬたのしみがある。
(
田辺聖子
)
10.
私にいわせれば、飽(あ)かないから遊びなのであって、飽くのは、単なるヒマつぶしである。
(
田辺聖子
)
11.
女は淋しいなどといわれるのは侮辱である。
(
田辺聖子
)
12.
われわれはいつだって「引っこみつかん」ことはないのだ、メンツもプライドも信条も矜持(きょうじ)(=誇り)も建前も旗印もくそくらえ、と思えば「引っこみつく」。
(
田辺聖子
)
13.
独りぐらしというのはむつかしい。
誤解をうけやすい。
孤影傲然(ごうぜん)と暮らしていないと、侮(あなど)りをうける。
しかしまた、いささかは物哀れなところがないと、小づらにくいと思われる。
(
田辺聖子
)
14.
人間にとっての大きな財宝というのは、これは、いい人間の愛情を、自分がもらうこと、自分のそれも他人にあげること、そこに尽きるように思う。
(
田辺聖子
)
15.
宝石というのは、それ自体の美しさと釣り合わない人間が、身に飾って喜んでるもの、と定義することもできる。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ