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今日の
田辺聖子の名言
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7月25日
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1.
わたしはかねがね、女と少年は同じような種族だと思っている。
そこから二股に分かれて、女は女になるだけであるが、少年は男になる。
(
田辺聖子
)
2.
ハイ・ミスが老けるのは、自分で、(もうアカン……)と思ったときだ。
(
田辺聖子
)
3.
女は変わるというより、本卦(ほんけ)がえり、というような変貌をする。
(
田辺聖子
)
4.
相手の意のあるところをようく掴(つか)み、意見の根拠を察知し、こちらは直ちに同調するというのではないが、相手の主張の、よって来たるところを納得する。
それが、「そこもあるナー」である。
(
田辺聖子
)
5.
人生というのは、成行まかせに抛(ほう)っておくと、しかめつら、泣きっつらばかりで埋まってしまいがちである。
だからちょいとしたこと、たとえばよく気のつく人がこっちの立場をおしはかり、ちょっとした動作で手を添え、心を添えてくれると、フト笑顔がこぼれたり、「ありがと」とか「あ、すみません」という言葉が出る。
その反対に、自分も(※同じことをすることで)、人のそれを受けとることもある。
(
田辺聖子
)
6.
この世には二種類の人間がいるのだ。
一つのものをじっくり食べつくす人間と、あちこちかじり散らして、広く浅く知ろうという人間。
(
田辺聖子
)
7.
世の中というものは皮肉で冷酷で、
人の意表をつくようにできている。
(
田辺聖子
)
8.
人のことを頑固(がんこ)というのは、自分も頑固だから。
(
田辺聖子
)
9.
子どものころの贅沢(ぜいたく)な記憶が、のちのちまで人間が生きる上の、支えになるというのは、その贅沢ゆえではなく、愛されたという自信の記憶ゆえである。
(
田辺聖子
)
10.
結婚生活というのは緊張の連続で、相手を(※常に)同じコンディションでうけとめ、やさしくしてやるということは、どこかお芝居にならざるを得ない。
(
田辺聖子
)
11.
ええ女房持ってる人は品(ひん)がある。
(
田辺聖子
)
12.
フツーにしゃべって味が出る、というのは、やっぱりトシやでェ。
(
田辺聖子
)
13.
人生とは現在の時点で、誠実に生きていくほかは、ないのかもしれない。
(
田辺聖子
)
14.
ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。
(
田辺聖子
)
15.
「老い」は、人が望むと否(いな)とにかかわらず、「いつのまにか」「スーッと」やってくる。
始末がわるい。
「老い」ばかりは、「キッパリ」「いさぎよく」というわけにいかないので、「いつとなく」「スーッと」老いてしまう。
若さからキッパリ引退はできないで、「いつとなく」「スーッと」若さを失う。
(
田辺聖子
)
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