名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
7月6日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
化粧水もクリームも、
しみじみ、自愛の手つきで使いましょう。
お化粧は決して、
そそくさと事務的にしてはダメ。
また自分自身との対話だから
余人をまじえてはダメ。
(
田辺聖子
)
2.
愛は、いろんなものを創造し、いろんな不可能を可能にします。
(
田辺聖子
)
3.
〈馴れ馴れしい〉よりもっと始末にわるいのが〈図々しい〉奴であろう。
(
田辺聖子
)
4.
人は、無意識に理由づけを求めている。
恣意(しい)的に動こうとして、そこに何か理屈がないと身うごきできぬように思いこんでいる。
(
田辺聖子
)
5.
老い先みじかい身は、血のつながりで肌を暖めたがるものだ、とは(※人の)愚かしい思い込みである。
(
田辺聖子
)
6.
文章というものは、人間の性格がでるものである。
(
田辺聖子
)
7.
男と女がともに棲(す)んで仲よく過ごすということは、一面、たいへんむつかしいことで、細心の注意が要(い)る。
そして絶えず、椅子は一つしかないと思いめぐらし、相手の気持ちを思いやり、自分は先にその椅子をぶんどったりしない。
双方、そのつもりでいれば長つづきするんじゃないか、と思うが……まあ、現実は中々むずかしい。
(
田辺聖子
)
8.
結婚の意義、夫婦の自覚、そんなものは、なければ評論家がメシのタネに困るから、大切そうに掲(かか)げられてあるだけでは、要は、おたがい仲よく長生きする、これだけである。
それにはご機嫌をとりあい、甘やかし合う。
それだけなのだ。
(
田辺聖子
)
9.
人の世のならいの中で、大きな意味があると、誰もが思っているもの、──身すぎ世すぎの仕事、子供、結婚、そういうものが(人生の中で)残るとは限らない。
形になって残らない、いろんな記憶が、むしろ人生の最後のとき、その人の両手に残るものかもしれない。
(
田辺聖子
)
10.
女に対し、興味しんしんの男は、女をホメたり、女の話に耳かたむけたり、女にホメられたがったりするから可愛げもある。
それが男の力になる。
(
田辺聖子
)
11.
後世に残るから一流
とは限らない。
一流だから後世に残る
とは限らない。
(
田辺聖子
)
12.
人生ええ按配(あんばい)にいく方法は、薄氷をふむ思いで生きることや。
(
田辺聖子
)
13.
ころっと変わるのが文化人なんス。
暑いとき寒いときで意見がころころ変わる、それが文化人ちゅうもん。
いつも同じことを考えとってはやりにくかろうが。
(
田辺聖子
)
14.
父という存在は、死ねばそれで絶えてしまうところがある。
しかし、母はその絆を永劫の未来まで伝えるような、奇妙な存在である。
(
田辺聖子
)
15.
無邪気で人がよい、ということは、自分に自信のある人でないと、それをさらけ出せない。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ