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今日の
田辺聖子の名言
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5月29日
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1.
男は口論して女に勝ったらあかんデ。
やりこめられたら、女は一生、怨む。
男が負けたら、女は納得する。
自分のいうこと正しい、と信じきってるのが女やから、女を言い負かそう、思うたりしてはあかんデ。
(
田辺聖子
)
2.
ハイ・ミスは、みんなそんな(=誰かが愛してくれたら、スグサマ愛し返そうと身構えてる、自分からはうごかない)ところがある。
弱みを見せないようにしている。
向こうが弱みを見せたら、こっちもすぐ見せるよ、という風(ふう)をして、弱みに手をかけてまっているところがある。
しかし、こちらから見せる、という弱さは、ない。
(
田辺聖子
)
3.
(※「本音を吐く」ということは)オトナのすることではないように思う。
いや、本音は吐かなければいけないが、
いやみのない吐き方をしてほしい。
(
田辺聖子
)
4.
日本の風土は、しめっぽいくせに、未成熟であつかましく(オトナになってない証拠)野卑で浅薄(せんぱく)で粗放である。
(
田辺聖子
)
5.
もしかして、自分より、この人のほうが大切、と思ったとき。
それが、ほんとに人を愛したときかもしれない、と私は思ったりする。
(
田辺聖子
)
6.
私には少数ながら、熱心な読者があり、
私は、それらの読者を得たことを、たいへん幸福に思い、
人生の道づれと喜んでいる。
(
田辺聖子
)
7.
人は、点と点のつきあいでよい。
全貌(ぜんぼう)くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。
(
田辺聖子
)
8.
宴(うたげ)が果てる。
たのしいことが終わる。
そのとき、席を立つ、その立ちかたに、人間のすべてが出るものだ。
(
田辺聖子
)
9.
夫婦というのは、
お互いの存在より周りの思惑を考え、
その流れに同調しようとするが、
恋人同士というのは
周囲を顧(かえり)みる余裕がない。
(
田辺聖子
)
10.
個人主義というのはいろいろに曲げて使えて便利な考え方ではあるが、たくさんの人と仲よくやるための個であり、いがみあうための個ではないように思われる。
その個を守るためには、車間距離がなくてはかなわない。
(
田辺聖子
)
11.
「そんなこと言うたらあかんわ」というとき、
この「わ」は断定ではなく、
気弱なる譲歩の余裕が仄(ほの)見える。
もしそれ、
人のいうことを断固、受けつけぬ、
おのれはおのれの道をゆく、というときは、
「あかんで」となる。
「で」になると
制止の意味合いも帯びて来るし、決意を示す。
(
田辺聖子
)
12.
女同士がココロを結び合うのは、同業者が企業秘密を洩らし合うみたいで、おちつきが悪い。
(
田辺聖子
)
13.
芝居ごころは人生のなかでもっとも重要な才能のひとつである。
(
田辺聖子
)
14.
下卑(げび)ずに年とるって、むつかしい。
(
田辺聖子
)
15.
(※人生で)何かの楽しみの名残りがひと月保てばたいへんなものである。
(
田辺聖子
)
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