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今日の
田辺聖子の名言
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2月22日
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1.
人生の美食家とは、きらいな人と付き合いたくもなく、まわりにいる人にいがみ合われたくもない。
(
田辺聖子
)
2.
大体、中年(あるいは老年)以後に、
自分の顔や容姿の欠点をあれこれと思う人は、
それからしてすでに、
「お化粧」や「おしゃれ」の本質から見放されてる人である。
(
田辺聖子
)
3.
(※夫婦の舵のとりかたで)
こういえば怒るだろうとわかっているのにわざというのが野暮(やぼ)、
怒らせないように、しぜんと聞く気になるように、うまく持っていくのが粋、
夫婦のあいだの呼吸も、「粋」と、「野暮」というものは、あるものなのだ。
(
田辺聖子
)
4.
(※老いて)ああ、こういうの、以前にもあった、……と思うのは何だか手馴れた温(ぬく)みに漬かっているようで心地よいものだ。
人生そのものが、ようく使いこんで身に合ってきたという風情である。
(
田辺聖子
)
5.
周囲に気がねする人は品(ひん)がある。
(
田辺聖子
)
6.
男も女も、たがいに異性の支えを力として、生きにくい世を生きる。
だから、男を大切にしてやらない女、女にいたわりと感謝を示してやらない男は、まだ異性とくらす資格はないコドモなのだ。
(中略)そういうことがわかっている女が、私は「いい女」だと思う。
(
田辺聖子
)
7.
私は、
上機嫌でいたときのことを、
ちゃんと記憶のノートに拾いあげて
押花のしおりにしておく。
あのとき、あのとき、などとおぼえている。
(
田辺聖子
)
8.
世の中では真実がそのまま真実として通らず、それらしく見せかけた真実のほうが、ずっと人々に受容されやすい。
(
田辺聖子
)
9.
共讃主義ね。
一緒に誉め合うって仲。
(
田辺聖子
)
10.
子どもは貧乏でもつくれるけれど、仲のいい男女は貧乏から生まれない。
(
田辺聖子
)
11.
人生には、すぐ役に立つたのしみと、役に立たぬたのしみがある。
(
田辺聖子
)
12.
愛して、愛されて、楽しんで、そして命の終わるとき、棺の中へはいりながら、「アア、楽しかった!」といえるような人生を、私は送りたいと思っている。
(
田辺聖子
)
13.
女というものは、とても欲深なものなんですね
──愛の生活が充たされたら、
こんどは仕事がしたくなるものなのですね。
(
田辺聖子
)
14.
娘を着飾らせるのは親の虚栄の一種で、
(子供を)どこそこの学校へ入れたいというのも、
こんな職業に就かせたいと思うのも、
子供のためというより半分以上は、
親の出した、人生の結論である。
(
田辺聖子
)
15.
あんまり勝ちすぎてしまってはものごと美しくはありません。
黒白をあまりきっぱりつけるのは、こころ稚(おさな)いこと……というより、興(きょう)が削(そ)がれて白けるではありませんか、
すべて何でもたのしくおかしいほどにとどめておかなくては……。
(
田辺聖子
)
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