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今日の
田辺聖子の名言
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2月17日
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1.
愛する(=愛し合う)ことは、互いに弱みを握り合うこと、弱みを押さえ合うことであり、見くびり合うことである。
(
田辺聖子
)
2.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、(精神的)賤民(せんみん)を多く作った。
(
田辺聖子
)
3.
(女にとって)母親とは、
重たいお荷物というか、
腐れ縁の道づれ、というか
モヤモヤした混沌(こんとん)未分のシロモノである。
(
田辺聖子
)
4.
オトナいうもんは、表と裏とある。
つまり、アワセになっとんねや。
コドモはヒトエ(単衣)ですむけど、中年者はアワセにならんと生きてゆけん。
つまりいうたら、変幻自在に生きな、あかんねん。
(
田辺聖子
)
5.
男と女のあいだの友情なんてインチキな雑巾(ぞうきん)みたいなものだ。
(
田辺聖子
)
6.
清廉(せいれん)な人間にとってこの世は何と生きにくいものだろう。
(
田辺聖子
)
7.
不倫は人生の香水である。
(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。
無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。
でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。
しかしそれはいかにもぷんぷんと匂ってはいけない。
そこはかとなく、一瞬、匂い立つ、というものでなくてはならない。
(
田辺聖子
)
8.
音楽もそうだが、
活字からひきおこされるイメージは、
深くてゆたかで、容易に消えない。
(
田辺聖子
)
9.
スピーチや講演の上手(うま)すぎる人はイモ。
(
田辺聖子
)
10.
みんながそろって、(あ、あれはいいひとだ)とうなずくような人こそ、うさんくさい。
(
田辺聖子
)
11.
ニセモノのレストランというのは、礼儀正しいのではなく、いんぎん無礼なのであり、聞いても給仕が料理のことを知らず、関心なく、客をバカにしたりしている。
いきつけの常連ばかりチヤホヤしたりする。
料理がいかに美事(みごと)でもそれはニセモノである。
(
田辺聖子
)
12.
いたわりが、愛(=異性愛)に変化することはない。
愛(=異性愛)は、やがて必ず、いたわりに移り変わっていきますがね。
(
田辺聖子
)
13.
結婚生活の根本要諦はこだわらないことだ。
(
田辺聖子
)
14.
結婚の相棒というのは、気楽な存在であるのがいい。
気楽というのは、沈黙の責任をとらなくてもよいことである。
(
田辺聖子
)
15.
美しく老いるのはむつかしい。
やさしく老いるのはよりむつかしい。
可憐に老いるのは更にむつかしい。
(
田辺聖子
)
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