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今日の
田辺聖子の名言
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1月6日
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1.
人生には(中略)「ジワジワと」「ナアナアのうちに」変貌し、移ろうものがある。
そこが人生のいいところでもあるような気がする。
(
田辺聖子
)
2.
元来、神サンは、仲良く、だらけなさい、と男と女を作りはったんやからね。
(※緊張せないかんような男女関係より)のんびりくつろげる男と女の仲のほうが神サンから見はったら、ノーマルな仲です。
(
田辺聖子
)
3.
本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。
(
田辺聖子
)
4.
ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。
(
田辺聖子
)
5.
わたしは何によらず、人をとっちめる、なんてことはイヤだ。
苦しまぎれにむしゃぶりつかれたり、最後っ屁(ぺ)をかがされたりすると気がわるいから、なるったけ、人をそこまで追いこまないようにしている。
(
田辺聖子
)
6.
夫婦というのは、
お互いの存在より周りの思惑を考え、
その流れに同調しようとするが、
恋人同士というのは
周囲を顧(かえり)みる余裕がない。
(
田辺聖子
)
7.
オトナ(中年)というのは、じーっとそこにいるだけでも(男女を問わず)臭いものであるのだ(生物的に、ではない)。
説教臭、自慢臭、ヒガミ臭、イバリ臭。
(
田辺聖子
)
8.
男は妻に向って、帰れ、出ていけ、と何心となく放言するが、いざ自分はどうかというと、どこへもいきようがないのである。
三界に家なし、とは男のことであるのだ。
辛くても切なくても、今いる家に我慢して忍ばなければならぬのだ。
(
田辺聖子
)
9.
人をとりまく状況はいつも変化しつづけるが、ことに幸福や楽しいこと、嬉しいことは変質しやすい。
変質しないうちに辞去する、というのが理想的なときもある。
(
田辺聖子
)
10.
期待とはずみごころ。
人間の持ってる、よきもの二つ──は、まさにそれ。
年経ても、それは失せないはず。
(
田辺聖子
)
11.
食物は、不幸な人がつくると、どこかに激越な、投げやりなものがあらわれて、こまやかな味わいにならない。
(
田辺聖子
)
12.
本音というのは、だまっているから本音なんですよ。
しゃべるとタテマエになってしまうわよ。
(
田辺聖子
)
13.
すてきな人のしぐさ、考え方、生き方、お化粧でも着こなしでもどんどんマネをしてぬすんで、
その上で、自分自身のよさをみがいて下さい。
(
田辺聖子
)
14.
ニセモノのレストランというのは、礼儀正しいのではなく、いんぎん無礼なのであり、聞いても給仕が料理のことを知らず、関心なく、客をバカにしたりしている。
いきつけの常連ばかりチヤホヤしたりする。
料理がいかに美事(みごと)でもそれはニセモノである。
(
田辺聖子
)
15.
人が生きるとき、品(ひん)がありつづけるには、かげで品のないこともしなくてはいけない。
(
田辺聖子
)
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