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今日の
瀬戸内寂聴の名言
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11月22日
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1.
別れの辛さに馴れることは決してありません。
幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。
それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。
それが人間なのです。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
男の魂は、孤独の美と楽しみについて敏感です。
女はそれを承知していて、愛する者に、できるだけ多くの自由を惜しみなく与え、その間に、自分自身も悠々と疲れを回復させ、いつも新鮮さを保つべきなのです。
知的自由の与え合い──それこそ、理想的な恋人どうしではないでしょうか。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
やさしい女を嫌いな人間、いや男がいるであろうか。
やさしさはまぎれもない美徳の一つである。
それなのに、やさしさから生まれる深情けが、必ずしも男にとっては女の美徳になり得ないところに、永遠の男女のズレがあり、悲劇が起こる。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
愛が白熱状態の時には、自分に不利なことや、不都合なことでも、相手が喜ぶ顔が見たくて進んでする場合がままある。
それはもう、自分にとっては快楽なのであって、無償の愛とはいえないのだ。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
信じるという能力は
文明の進化につれ失われる。
つまり、教育が高まるにつれ失われる。
信じる能力は
文明とは逆行するのである。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
世の中には、いつ逢っても愉しそうで、その人が来ただけで、座がなごみ、にぎやかで楽しくなる人がいます。
おそらくその人は、天性ほがらかに生まれついている上に、心のコントロールが上手で、いつでも自分を幸福な状態にしている人なのでしょう。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
どんなに好きでも最後は別れるんです。
どちらかが先に死にます。
人に逢う(=出会う)ということは必ず別れるということです。
別れるために逢うんです。
だから逢った人が大切なのです。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
いちばん強い煩悩、われわれが抗(あらが)いがたい煩悩というのは、(中略)実は、惚れたはれたの煩悩がいちばん辛い。
「あの人を好きになった。
それなのにあの人は好きになってくれない」
「亭主がまた外に女をつくった」。
そういう愛情の苦しみ、迷いがいちばん大きい。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
互いを光らせあう結婚ならば、老年になっても、縁があればした方がいい。
(
瀬戸内寂聴
)
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