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今日の
月の名言
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10月26日
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1.
たとえ、どんなに悲しくとも、十七音の字面(じづら)に悲しさが顔を出しては、俳句らしさは死んでしまう。
外形的にはどこにも悲しさや、それに類する言葉の姿が見えないでいて、一見いかにも、花鳥風月に遊んでいるようでありながら、しかも、空間から惻々(そくそく)たる哀愁が迫ってくる、というのが俳句の叙情である。
(
外山滋比古
)
2.
夕月を見ればながむるわが心
(
京極杞陽
)
3.
月の夜の遊びだしたる影いくつ
(
高倉和子
)
4.
後(のち)の月何か肴(さかな)に湯気(ゆげ)のもの
(
黒柳召波
)
5.
三日月のにほやかにして情けあり
(
高浜虚子
)
6.
たのしさよ闇のあげくの朧月(おぼろづき)
(
向井去来
)
7.
還暦の近しや月夜(つきよ)葉が落つる
(
大野林火
)
8.
今日わが家一人と気づく星月夜
(
稲畑汀子
)
9.
我影(わがかげ)や心もとなき朧月(おぼろづき)
(
黒柳召波
)
10.
炎天に昼月(ひるづき)無用の光り加へ
(
大野林火
)
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