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今日の
水木しげるの名言
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12月13日
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1.
昭和から「平成」になって、なぜかぼくの心も平静になった。
それは、あの戦争へのやり場のない怒りから、解放されたような気になったからであろう。
戦争中はすべて天皇の名ではじめられ、兵隊もその名でいじめられたものだから、ついやり場のないイカリを、天皇には悪いけど、なんとなく無意識に“天皇”にむけていたのだった。
それがなくなってしまったのだ。
(
水木しげる
)
2.
われわれにわからない力があり、それが(人に)憑くのです。
精霊あるいはカミといったような、ある“目にみえないもの”がいて、本当の危機に作用する、すなわち助けるのです、守護霊というやつでしょうかねえ。
(
水木しげる
)
3.
インドへ行ったとき、ヒンズー教の聖者がバカみたいな顔して空を眺めていたが、ぼくは一見して、「コレダ!」と思った。
目つきが牛とか植物のように自然そのものだった。
(
水木しげる
)
4.
(漫画を)人のために描く、そんなのないですよ。
私のために面白がって描くわけです。
人のために描かないですよ。
(中略)自分が面白がってやるの。
自分で話をを作って自分で面白がるわけですよ。
だから続くわけですよね。
(
水木しげる
)
5.
戦争中腹すかして死んだやつが一番かわいそうだという奇妙な考えをもっていたから、腹いっぱい食っている今の人には、彼(=水木しげる)は同情というものをあまりしない。
(
水木しげる
)
6.
ふつうの子供は、先生や親のすすめることばかりする。
苦しいことを優先するんですよ。
まるでね、幸福菌に感染しないよう予防注射でも受けたかのように。
ストレスが怒濤のように襲ってくるような、幸福でない職業や境遇を、わざわざ選びたがる。
(
水木しげる
)
7.
水木サンが長年にわたって古今東西の奇人変人を研究した結果、
彼らには幸福な人が多いことがわかりました。
(
水木しげる
)
8.
けんかはよせ。
腹がへるぞ。
(
水木しげる
)
9.
学校のコンクリートの中にとじこめて試験でのたうちまわらせる教育、これは病的だ。
もっともいずれ学校を出ても、コンクリートの中で仕事にのたうちまわらなければならない。
(
水木しげる
)
10.
政治家は勲一等、学者は勲三等、芸術家は勲五等などと勝手に決められると、
知らない間に国民は奇妙な価値観を植えつけられ、
職業に貴賎を感ずるようになる。
(
水木しげる
)
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