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今日の
小林秀雄の名言
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8月6日
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1.
書物の数だけ思想があり、
思想の数だけ人間が居るという、
在(あ)るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
惟(おも)うにすべての名言は、
万人がわれ知らず心得ているまさしくその点を、
その点のみを射抜いている。
あんまり解りすぎているからこそ解り難い。
この名言の持つ奇妙な性格が
やがて名言が人なかを渡り歩く時に、
あたりかまわず発散させる臭気の源をなす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
歴史の最大の教訓は、
将来に関する予見を盲信せず、
現在だけに精力的な愛着を持った人だけが
まさしく歴史を創って来た
という事を学ぶ処(ところ)にあるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
作品は
現実的に死んで古典化して行くとともに
又その輪郭を明らかにして行く。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
感動は心に止(とど)まって消えようとせず、
而(しか)もその実在を信ずる為には、
書くという一種の労働がどうしても必要の様に思われてならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
青年は観察されることをきらう。
観察されていると知るや、
すぐ仮面をかぶる。
その点で、青年ほど
気難しく、誇り高いものはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
酔うとは又理解の一形式に過ぎないので、
人々は納得しながら酔うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
今日の若い作家達の教養の貧弱さは
覆うべからざるものだ。
然(しか)し彼等が教養の摂取を怠っている訳ではあるまい。
彼等の教養には、
教養を円熟させる何物かが欠けているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
この大戦争は
一部の人達の無智と野心とから起こったか、
それさえなければ、起こらなかったか。
どうも僕にはそんなお目出度(めでた)い歴史観は持てないよ。
僕は歴史の必然性というものを
もっと恐ろしいものと考えている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
自分の本当の姿が見付けたかったら、
自分というものを一切見失うまで、
自己解析をつづける事。
中途で止めるなら、
初めからしない方が有益である。
途中で見付ける自分の姿は
みんな影に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
私という人間を一番理解しているのは、母親だ。
母親が一番私を愛しているからだ。
愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
リアリストというものをひと口で定義するなら、
好きなものは文句なく好き、
嫌いなものは文句なく嫌いだ
という信条のうえに
知恵を築いている人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
心掛け次第で明日からでも実行が出来、
実行した以上必ず実益がある、
そういう言葉を、
ほんとうの助言というのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
愛読書を持っていて、
これを溺読(できどく)するという事は、
なかなか馬鹿にならない事で、
広く浅く読書して得られないものが、
深く狭い読書から得られるというのが、
通則なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
(批評においては)
常に生き生きとした嗜好を有し、
常に溌剌(はつらつ)たる尺度を持つ
という事だけが容易ではないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
限界のない獣性が繊巧(せんこう)にまで達した様な男、
こういう男の顔が仮面に似ずして
どんな生き物(の顔)に似ていようか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
ベルグソンはこういうことを言ってます。
問題を出すということが一番大事なことだ。
うまく出す。
問題をうまく出せば即ちそれが答えだ、と。
いま、
物を考えている人が
うまく問題を出そうとしませんね。
答えばかり出そうとあせっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
美は芸術を芸術たらしめる塩である。
美のない処(ところ)に芸術はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
現代人は何かにつけ、
現実暴露が、
聡明な人間の特権の様な顔をしているが、
暴露された現実には、
もはや人間の影がなくなっているという事は、
あまり気にかけない様である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
何でもわかったとする賢者というものが
一番油断のならぬ人種。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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