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今日の
小林秀雄の名言
☆
12月21日
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1.
青年にとってはあらゆる思想が、
単におのれの行動の口実にすぎぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
本は、若い頃から好きで、
夢中になって読んだ本もずい分多いが、
今日となっては、
本ももう私を夢中にさせるわけにはいかなくなった。
新しい本を読み漁(あさ)るという事もなくなり、
以前読んだものを、漫然と読み返すという事が多くなった。
しかしそういう事になって、
却(かえ)って読書の楽しみというものが、
はっきり自覚出来るようになったと思っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
(母親は)私という子供は「ああいう奴だ」と思っているのである。
世にこれ程見事な理解というものは考えられない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
拙(まず)く書くとは即(すなわ)ち
拙く考える事である。
拙く書けてはじめて
拙く考えていた事がはっきりする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
子供は
全力を挙げて大人になろうと努力しているので、
その努力は
大人が屡々(しばしば)洩(も)らす
子供に還(かえ)り度(た)いという感想の様な
生易しいものではあるまい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
理性は科学というものを
いつも批判しなければいけないのです。
科学というのは、
人間が思いついた一つの能力に過ぎない
ということを忘れてはいけない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
天才とは努力し得る才だ、
というゲエテの有名な言葉は、
殆(ほとん)ど理解されていない。
努力は凡才でもするからである。
然(しか)し、努力を要せず成功する場合には
(凡才は)努力はしまい。
彼には(=凡才にとっては)、
いつもそうあって欲しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
僕等の発明した時間は生き物だ。
僕等はこれを
殺す事も出来、生かす事も出来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
先ず何を置いても、
全く謙遜に、無私に驚嘆する事。
そういう身の処し方が、
ゴッホの様な絶えず成長を止(や)めぬ強い個性には、
結局己れを失わぬ最上の道だったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
青年の向上心を、
こちらが真っ直ぐに目指し近付(ちかづ)く時に、
青年は一番正直に自分を現す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
誤解されない人間など、
毒にも薬にもならない。
そういう人は、
何か人間の条件に於(お)いて、
欠けているものがある人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕等が抵抗するから、
歴史の必然は現れる、
僕等は抵抗を決して止(や)めない、
だから歴史は必然たる事を止めないのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
生活しているだけでは足りぬと信ずる処(ところ)に
表現が現れる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
後にも先にも唯一回限りという出来事が、
どんなに深く僕等の不安定な生命に繋(つな)がっているかを
注意するのはいい事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
今日の様な書物の氾濫のなかにいて、
何を読むべきかと思案ばかりしていても、
流行に書名を教えられるのが関の山なら、
これはと思う書物に執着して、
読み方の工夫をする方が賢明だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
出来上がったダヴィッドの像は
彼(=ミケランジェロ)に様々な事を教える、彼の心に様々な新しい疑問を起こさせる、
彼は解(わか)らぬままに、又、
鑿(のみ)を提(さ)げて新しい大理石の塊に向かう。
恐らくこれが
芸術家の仕事というものの実情なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
(絵画教育と同様に)作文教育でも、
正確な写生文というものを基本とすべきである。
写生の対象は、
外部にあるはっきりした物に置くがよく、
無定形な自分の心などというものを書かせるべきではない。
そんな事が上手になると、
生徒は思い付きのなかに踏み迷う事が楽しくなり、
遂に自分の個性を信じなくなるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
証拠が無ければ信じないという
今日の流行思想によって、
お化けは、だんだん追い払われるようになったが、
(お化けの)何処(どこ)から来るとも決してわからぬ(という)恐怖に襲われる事は、
人間らしい傷つき易い心を持って
生活をつづける限り、
無くなりはしないのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
自分の殺人行為に就(つ)いて悔恨を感じていない。
だがこの行為を他人に絶対に秘密にして置かねばならぬ必要は感ずる。
この必要が罪というものの正体だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
死は、
私の生に反した他人ではない。
やはり私の生の智慧(ちえ)であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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