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今日の
小林秀雄の名言
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6月16日
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1.
世捨て人とは世を捨てた人ではない、
世が捨てた人である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
芸術家は、みんなが忘れている事に気がつく人間だ。
然(しか)しこれ以外に芸術家の仕事は断じてないという事は多くの人が忘れている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
美術とは鑑賞するものではない。
ともに生きともに語らう人生の友である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
モオツァルトは、目的地なぞ定めない。
歩き方が目的地を作り出した。
彼はいつも意外な処(ところ)に連れて行かれたが、
それがまさしく目的を貫いたという事であった。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
青春は空費されたのか、
恐らくそうだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
人間は才能の無いところでは失敗しないが、
才能の故につまずくと言われるが、
何も人間には限らない。
主義でも思潮でもそういう傾向がある。
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
人の心を傷つけるものは
言葉の裏の棘である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動はわからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
知性が勝ち過ぎて、冴え返っている作家は、
どうしても一般の読者から敬遠され易い。
悧巧(りこう)すぎる人間には
親しみ難い様なもの。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
惟(おも)うにすべての名言は、
万人がわれ知らず心得ているまさしくその点を、
その点のみを射抜いている。
あんまり解りすぎているからこそ解り難い。
この名言の持つ奇妙な性格が
やがて名言が人なかを渡り歩く時に、
あたりかまわず発散させる臭気の源をなす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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