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今日の
小林秀雄の名言
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3月15日
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1.
重要なのは思想ではない。
思想がある個性のうちでどういう具合に生きるかという事だ。
作者が主人公を通じて彼の哲学を扱う手つきだ、
その驚嘆すべき狡猾(こうかつ)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
探るような目はちっとも恐(こわ)かない、
私が探り当てて了(しま)った残骸をあさるだけだ。
和やかな眼は恐ろしい、
何を見られているかわからぬからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
作品は人が知ろうと知るまいと伝統の上に咲く花だ。
創作とは人間の一種の記憶術である。
作品に明瞭な統一性などというものはありはしない。
あれば機械だ。
作品ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
世間を小説風に見る事から始めて、
小説を世間風に見る事に終わる、
どうもこれが大多数の小説読者が歩く道らしく思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
(文学界は)様々な借りものの批評原理を持った様々な批評家が争っているだけである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
世間を渡るとは、
一種の自己隠蔽(いんぺい)術に他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
凡才が容易と見る処(ところ)に、何故(なぜ)、
天才は難問を見るという事が屡々(しばしば)起こるのか。
詮(せん)ずるところ、
強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
今日の様な書物の氾濫のなかにいて、
何を読むべきかと思案ばかりしていても、
流行に書名を教えられるのが関の山なら、
これはと思う書物に執着して、
読み方の工夫をする方が賢明だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
或(あ)る人の素質とは、
その人自身にも決して明瞭な所有物ではない。
虫の居所の気にかからぬどんな明瞭な自意識も空虚である。
文学者とは、この虫の認識育成に骨を折っている人種である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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