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今日の
木の名言
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12月28日
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1.
なくしたくないもの。
草の匂い。樹の影。遠くの友人。
八百屋の店先の、柑橘類のつややかさ。
冬は、いみじく寒き。
夏は、世に知らず暑き。
(
長田弘
)
2.
人と交わるには心で交われ。
樹に(水を)注ぐには根に注げ。
(
中国のことわざ・格言
)
3.
文学の場合、
かつて書かれたものが次の作品を生むのは
珍しいことではない。
(中略)そして文学の場合、
元の木(=それを生み出した作品)は形をなくさない。
むしろ利用されることによって
その存在はより注目されるようになる。
(
池澤夏樹
)
4.
変わらないものというのは、本当に啄木の言ったとおりなんですね。
「ふるさとの山に向かいて言うことなし」、山は変わらない。
建物も木もみんな変わってしまったけれども、ああ、山は変わらないんだと。
昔の漢詩の時代から、山は自分のふるさとの象徴だと。
(
長田弘
)
5.
杉林あるきはじめた杉から死ぬ
(
折笠美秋
)
6.
豚もおだてりゃ木に登る。
(
日本のことわざ・格言
)
7.
夫や妻には、
一本一本の樹の不完全さを気にして、
森全体の美しさがみえなくなるようなことがたびたびある。
このようなことをなおすのは、
必ずしも不可能なことではない。
(
イグナス・レップ
)
8.
流れる水の悲しさは、
休息が無いといふことである。
夜、万象(ばんしょう)が沈黙し、
人も、鳥も、木も、草も、すべてが深い眠りに落ちてる時、
ただ独り醒めて眠らず、
夜も尚(な)ほ水は流れて行く。
寂しい、物音のない、真暗な世界の中で、
山を越え、谷を越え、無限の荒寥(こうりょう)とした広野(こうや)を越えて、
水はその旅を続けて行く。
ああ、だれがその悲哀を知るか!
(
萩原朔太郎
)
9.
たとえ小さな斧でも、
数百度これを打てば、
堅い樫の木も切り倒せる。
(
シェイクスピア
)
10.
草木の花といふ花が、
時にふれ、折につけ、
私たちの心像(しんぞう)に残してゆく印象は、
それぞれの形と色と光との交錯したものにほかならないが、
ひとり木犀(もくせい)は
その高い苦みのある匂によつてのみ、
私たちにその存在を黙語してゐる。
(
薄田泣菫
)
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