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今日の
井上ひさしの名言
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1月7日
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1.
芝居はやまとことばで書かないと失敗します。
固有名詞は仕方ありませんが、お客さんがいちいち考えさせられるようなことばを使っていくと、お客さんは芝居を見に来たのか、頭の中の字引を引きに来たのかわからなくなって、だんだんと舞台から離れていく。
(
井上ひさし
)
2.
「あのとき、自分は人生の別れ道に立っていたのだな」
あとでそう思い当たってゾッとするときがある。
すくなくともわたしは、どんなことをしてでも、まともな道を歩みたい。
(
井上ひさし
)
3.
「死」はひとりの人間が長い時間かけて収穫し、ため込んだ記憶が一気になくなってしまうわけで、非常に不幸な、かけがえのない損失だと思います。
(
井上ひさし
)
4.
きれいはきたない、きたないはきれい。
すべての値打ちをごちゃまぜにするそのとき、はじめて俺は生きられる。
(
井上ひさし
)
5.
私はただ、淋しさを軸とした堂々めぐりが人生というものではないかという問いを設定した漱石に感謝するばかりである。
この問いがあるというだけでも、人生、だいぶ生きやすくなると思うからだ。
(
井上ひさし
)
6.
習得するのに金のかかるものはいわゆるお稽古事で、金のかからぬものが文化ではないのかしらん。
(
井上ひさし
)
7.
いい喜劇役者は、
自分の体の中に矛盾したものを二つ以上併(あわ)せ持っていないといけないんですね。
何か欠けていると同時に、
何か過剰なものを持っていること。
(
井上ひさし
)
8.
(日本人は)空から自分たちの生活に届いてくるものは、きびしく見て、よく名前をつけていく。
(
井上ひさし
)
9.
重要な試験を明日に控えて猛勉強中という異常事態に入り込んでくる日常、あるいは助け合い頼り合って生きている家族の日常のなかに潜む狂気。
笑劇の手法を利用してこれらを取り出し組み合わせて、人生の憂愁を微笑のうちに描くのがチェーホフのやり方だった。
(
井上ひさし
)
10.
よく若い人たちの言葉づかいを批判する大人がいると、わたしは「冗談じゃないよ。
日本の企業が、どれだけ日本語をぶっ壊してるか知ってるの」と言ってやるんです。
(
井上ひさし
)
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