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今日の
沈黙・無言に関する名言
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8月22日
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1.
怒りのさなかにあっても、
自分の激情と舌とを制御し続けることができ、
このうえなく激しい感情の動揺のさなかでも、
それの爆発を押さえて黙っていられるというのは、
全く英知の、とは言わぬまでも、
少なくとも普通以上の精神の強さを証すものだ。
(
キケロ
)
2.
草木の花といふ花が、
時にふれ、折につけ、
私たちの心像(しんぞう)に残してゆく印象は、
それぞれの形と色と光との交錯したものにほかならないが、
ひとり木犀(もくせい)は
その高い苦みのある匂によつてのみ、
私たちにその存在を黙語してゐる。
(
薄田泣菫
)
3.
踊ることが沈黙の音楽であるように、
音楽は目に見えない踊りだ。
(
ジャン・パウル
)
4.
墜(お)ち蟷螂(とうろう)だまつて抱腹絶倒せり
(
中村草田男
)
5.
あらゆる人間関係の中で最も親密な関係、
すなわち確固たる、何もかも分かち合う愛の関係においては、
まるで円を作って遊んでいる子供のように、
あるいは儀式が進む場所のように、
ほとんど言葉なしで話が進む。
そして二人がその場にいるということだけで、
もうお互いに話は通じるのである。
(
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
)
6.
羽化したばっかの蝶の羽ってさ、触っちゃ駄目なんだってさ。
触れば羽は真っ直ぐ伸びずいびつになる。
黙って見てるしかないんだって。
(
漫画『P2!』
)
7.
虫の闇だまつて通る虫のあり
(
石田郷子
)
8.
職人に能書きは必要ない。
自分の手掛けた仕事がすべてである。
黙って、良い仕事を心掛けていればそれでよい。
訊かれたら、そのとき初めて、
出過ぎない範囲で答える。
それが職人の慎みというものであろう。
(
本田靖春
)
9.
一つの訳詞が伝えるのは
千の情報にまさる感受性の光景の記録ですが、
その詩から手わたされるものは、
他の方法では語ることはできないだろう沈黙です。
(
長田弘
)
10.
真っ黒になって、
黙々として、
朝から晩まで働き、
時節が来れば
「さよなら」で消えて行く。
このような人を“えらいひと”と、
自分はいいたい。
(
鈴木大拙
)
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