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今日の
秋の俳句・川柳
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7月1日
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1.
今生(こんじょう)のいまが倖(しあわ)せ衣被(きぬかつぎ)
(
鈴木真砂女
)
2.
秋日射し骨の髄まで射しとほし
(
三橋鷹女
)
3.
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
(
日本のことわざ・格言
)
4.
鶏頭(けいとう)の素朴が好きで日が暮れて
(
三橋鷹女
)
5.
いつからと言へぬ秋色水辺より
(
稲畑汀子
)
6.
怨み顔とはこのことか鯊(はぜ)の貌
(
能村登四郎
)
7.
墓洗ふみとりの頃のしぐさ出て
(
能村登四郎
)
8.
あさがほやまだ灯火(ともしび)の薄明り
(
加賀千代女
)
9.
向日葵(ひまわり)の大声でたつ枯れて尚(なお)
(
秋元不死男
)
10.
生涯のいま午後何時鰯雲(いわしぐも)
(
行方克巳
)
11.
栗食(は)むや若く哀しき背を曲げて
(
石田波郷
)
12.
ちちろ虫二つと思ふ一つとも
(
上林白草居
)
13.
山ゆるみ川あそぶなり郡上節(ぐじょうぶし)
(
澁谷道
)
14.
月光はすばやし刃物探しあて
(
八田木枯
)
15.
暁(あかつき)の冷やかな雲流れけり
(
正岡子規
)
16.
人生の耐へねばならぬ秋深し
(
稲畑汀子
)
17.
鹿の恋後(あと)は角(つの)折る心こそ
(
加賀千代女
)
18.
山の宿残暑といふも少しの間
( 高浜虚子 )
19.
花あれば西行(さいぎょう)の日とおもふべし
(
角川源義
)
20.
負ひ籠に秋茄子(なす)一つ入れ戻る
(
堀江爽青
)
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