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今日の
吉行淳之介の名言
☆
12月19日
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1.
女性のアパートに入りこむのは
相手の内ぶところへ入りこむことで、
それはじつは、(女性側にしてみれば)
相手に内ぶところへ飛込ませることでもある。
紳士たるもの警戒しなくてはならぬ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
惚れるという操作は非常に観念的なもので、
つまり、ある対象物によって触発されてイメージを作り上げて、
その自分勝手に作り上げたイメージに自分が惚れるということだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
文章を読む場合、
その論旨とは別に、
筆者の「精神のにおい」が浮び上ってくる。
僕にとって、それが、
生身の人間と対したときの相手の「表情」に替わるものとなる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
「一目惚れ」ということは
「浮気な性質」ということとは無関係だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
遊園地は大人をロマンチックにまたセンチメンタルにさせる。
それも、衛生無害のロマンチックな気持、センチメンタルな気持である。
目まぐるしい現代生活のストレス解消のためには、
ときに遊園地に出かけるのがよい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
善人ほど
イケ図々しく、始末に悪い存在はない。
五十歩百歩にしても、
悪人のエゴイズムのほうが、
やさしさからいって、
善人の無神経より
ぼくは評価する。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
男が相手を人間として尊重し、
本気で関わりあっていくとき、
男のやさしさは
観念的な形で表れてくる。
思いやりを内側に収めて
秘(ひそ)かに配慮して行動する。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
まったく、男というものには、
女性に対しては
とうてい抵抗のできぬ歯のたたぬ部分があるのだ。
ものの考え方に、そして、
おそらくその発想の根源となっている生理のぐあい自体に、
抵抗できぬ弱さをもっている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
「ぼくは、いま、食事のたびに悩んでいるんだ」
「牛も豚も魚も野菜も、みんな生命のあるものだ。
そういうものを食べていいものか」
と、彼は悩むのである。
そういう残酷を犯すこと、
そういう汚れかたをすることが、
生きてゆくことである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
外国を例にとっても、
神についての考え方の対立で
(その対立の原因は、なにも神でなくてもいい)
作品が発展してゆくようなものは、
もう出ないだろう。
人間(あるいは私たち)は
もっとはるかに虚無的になっている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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